TFG Marine、米メキシコ湾岸のバージ2隻に追加でマスフローメーターを設置
重要ポイント
- •TFG Marineは、米メキシコ湾岸のバンカー供給バージ2隻(バッファローB414とバッファローB304)にマスフローメーターを設置した。
- •両バージに設置された計測器は、2021年に導入されたバンカー用マスフローメータリングの国際規格であるISO 22192認証を取得している。
- •シンガポールではライセンスを持つ供給業者に計量供給が義務化されており、オランダや香港などの市場でも普及が進んでいる。
- •TFG MarineはTrafigura、Frontline、Golden Oceanの合弁企業であり、昨年5月に米メキシコ湾岸で実物供給事業を拡大した。
- •米メキシコ湾岸市場では従来のタンクサウンディングが依然一般的であり、今後の計測器設置の動向が計量バンカーリングの普及速度を示す。

舶用燃料供給業者のTFG Marineは、LinkedInへの投稿で昨日、米メキシコ湾岸の船隊に属するバンカー供給バージ2隻にマスフローメーター(MFM)を追加設置したと発表した。
バッファローB414とバッファローB304の両バージは、新たに設置された計測器についてISO 22192認証を最近取得した。ISO 22192は2021年に導入されたバンカー用マスフローメータリングの国際規格であり、この認証は、バンカー供給において歴史的に最も多い摩擦の原因の一つとされてきた数量紛争を防ぐ手段として業界で広く認識されている。
MFMはバンカー数量測定の精度を高め、引き渡された容量に対する顧客の信頼感を高めることを目的としている。MFMによる供給は主要なバンカーリング拠点で次第に定着しており、シンガポールではライセンスを持つ供給業者に対して計量供給を義務化しており、オランダや香港などの市場でも普及が進んでいる。
今回の設置は、同地域のバンカーリング船隊全体へのMFM技術の展開を続けるTFG Marineの取り組みの一環である。同社は、海運グループのトレイフィグラ(Trafigura)と海運会社のフロントライン(Frontline)、ゴールデン・オーシャン(Golden Ocean)が設立した合弁企業であり、昨年5月に米メキシコ湾岸での実物供給事業の拡大を発表し、その直後に同地域で初めてバージ1隻にMFMを設置した。従来のタンクサウンディングが依然として一般的な米メキシコ湾岸市場で、計量ベースのバンカーリングがどれだけ迅速に普及するかは、今後の船隊全体への計測器設置の進み方が一つの指標となる。