9月下旬の需要見通しが弱まる中、天然ガス先物がサポートラインを試す
重要ポイント
- •9月9日水曜日の天然ガス先物は取引序盤に下落した。
- •暑さが和らぎ、9月下旬の需要が弱まるとの見通しが期近限月の重しとなった。
- •LNGフィードガスの流量は直近のペースを大幅に上回り、ガス需要を支えた。
- •天然ガス在庫は前年同水準を下回り、下落圧力を抑えた。
- •Natural Gas Intelligenceが掲載した本稿は、エネルギー担当記者のAndrew Bakerが執筆した。

天然ガス先物は9月9日水曜日の取引序盤に小幅下落した。9月下旬に需要が弱まるとの見通しが、短期的な冷房需要とLNG輸出需要の堅調さを上回ったためだ。
暑さが和らぎ、市場がショルダーシーズンに近づく中で需要が大幅に減少する可能性が、期近限月の重しとなった。一方、LNGフィードガスの流量は直近のペースを大きく上回り、需要を支える要因となった。天然ガス在庫が前年同水準を下回っていたことも、下支えとなった。
本稿はNatural Gas Intelligenceが掲載した。執筆者はAndrew Bakerで、2018年にNGIに加わり、規制緩和されたばかりのメキシコの石油・ガス部門の取材を担当した。その後、担当範囲は北米全域に広がった。
BakerはNGI入社前、チリのサンティアゴに拠点を置くBusiness News Americasで、2014年から2018年にかけてラテンアメリカの炭化水素・電力業界を取材していた。スペイン語に堪能で、ミネソタ大学でジャーナリズムおよびマスコミュニケーションの学士号(B.A.)を取得している。