Advanced Shipping & Trading 週間海運市況レポート – 2026年第35週
重要ポイント
- •Advanced Shipping & Trading S.A.は2026年8月29日、Hellenic Shipping Newsを通じて2026年第35週の海運市況レポートを公表した。
- •2011年に日本の今治造船で建造された18万1,000重量トンのCapesizeばら積み船「Mount Dampier」が欧州勢にコミットされた。
- •同船は排ガス洗浄装置(スクラバー)を搭載しており、IMO 2020年の硫黄規制に適合しながら重油を焚くことができる。
- •同船の特別検査・ドック入りは2026年11月に期限を迎え、報告されたコミットの直後に控えている。
- •Capesizeばら積み船は通常15万〜20万重量トンで、スエズ運河やパナマ運河を通航するには大きすぎる。

Advanced Shipping & Trading S.A.は、2026年8月29日付の2026年第35週週間海運市況レポートを、Hellenic Shipping Newsの「週間船仲介業者レポート」欄で公表しました。
同レポートによると、Capesizeばら積み船「Mount Dampier」——2011年に日本の今治造船で建造された18万1,000重量トンの船で、排ガス洗浄装置(スクラバー)を搭載し、2026年11月に特別検査/ドック入り(SS/DD)を控えている——が欧州勢にコミットされました。Capesizeばら積み船は乾貨物船の最大級のクラスで、通常15万〜20万重量トン規模です。スエズ運河やパナマ運河を通航するには大きすぎるため、喜望峰またはホーン岬を回航する必要があり、鉄鉱石や石炭などの長距離輸送に多く就航しています。
船舶の経済性を追う読者にとって、本フィクスチャー(用船契約)における2つの詳細が関連する背景情報となります。スクラバーは、IMO 2020年の硫黄規制に適合しながら重油の使用を続けられるようにする改装システムであり、同船は高硫黄燃料と低硫黄燃料の価格差から恩恵を受け得ることを意味します。また、船級協会の規則で義務付けられる定期法定検査である特別検査・ドック入り(SS/DD)は2026年11月に期限を迎えるため、契約後まもなく新たな船主または運航者は予定された規制上の節目に直面します。
レポート全文はPDFでご覧いただけます:Advanced Shipping & Trading 市況レポート – 第35週(PDF)
出典:Advanced Shipping & Trading S.A.(Hellenic Shipping News経由)