ニュース商品・FXバルチック取引所C5TCが1日当たり54,791米ドルに到達、ケープサイズ市況は約5年ぶりの高水準に ― Xclusiv Shipbrokers週報(2026年9月7日)

バルチック取引所C5TCが1日当たり54,791米ドルに到達、ケープサイズ市況は約5年ぶりの高水準に ― Xclusiv Shipbrokers週報(2026年9月7日)

著者: Hellenic Shipping News·

重要ポイント

  • バルチック取引所のケープサイズ5航路定期用船平均(C5TC)は1日当たり54,791米ドルに到達し、約5年ぶりの水準となった。
  • C5TCはバルチック取引所が毎日公表する指標で、主要5航路におけるケープサイズ船の平均的な定期用船収益を反映している。
  • ケープサイズ船は通常およそ18万重量トンの最大級の乾貨物船であり、主に長距離航路で鉄鉱石と石炭を輸送している。
  • 1日当たり約55,000米ドルの収益は、多くの船主が挙げるケープサイズ船の損益分岐水準を大きく上回っている。
  • この数値は、2008年のブーム後の長期的な弱含みを経て、例外的な2021年のレート急騰以来で最も強いパフォーマンスを示している。
バルチック取引所C5TCが1日当たり54,791米ドルに到達、ケープサイズ市況は約5年ぶりの高水準に ― Xclusiv Shipbrokers週報(2026年9月7日)

Xclusiv Shipbrokersは、2026年9月7日付の海運週報を、2026年9月8日に「Weekly Shipbrokers Reports」カテゴリーで公表しました。同報告によると、ケープサイズの乾貨物市場は約5年ぶりの水準に達し、バルチック取引所のケープサイズ5航路定期用船平均(C5TC)は1日当たり54,791米ドルに到達しました。

C5TCはロンドンのバルチック取引所が毎日公表する広く注目される指標であり、ケープサイズ船(通常およそ18万重量トンの乾貨物船)の主要5航路における平均的な定期用船収益を反映しています。ケープサイズ船は乾貨物船の中で最大のクラスであり、主に長距離航路で鉄鉱石や石炭の輸送に従事しているため、中国などの主要な商品輸入国の需要に特に敏感なセグメントです。この水準の定期用船収益は、船主の収益および用船者の海上運賃コストに直接影響するほか、船隊の評価やバルチック取引所の評価額を基に決済される海上運賃デリバティブ取引にも用いられるため、海運業界全体で注視されています。

1日当たり約55,000米ドルに近い収益水準は、多くの船主がケープサイズ船の運航における損益分岐点とみなす水準を大きく上回っています。これは、2008年の海運ブーム後に船隊の過剰供力を背景に乾貨物収益が長年、運航コスト水準近傍またはそれを下回って推移した長期的な低レート環境とは明確な対照をなしています。報告が言及する約5年ぶりの高水準は、2021年の例外的なレート急騰(ケープサイズ収益が急上昇した後、その後数年で緩和)以来、同セグメントで最も強い数値となります。

市場関係者にとって次の注目点は、バルチック取引所の日次C5TC評価額と、乾貨物市場のセグメント別動向を網羅したXclusiv週報の内容です。

週報の全文はPDFで入手可能です:xclusiv-2026_09_07.pdf

出典:Xclusiv Shipbrokers Inc.(Hellenic Shipping News経由)。