Zayoが光ファイバー供給契約を2030年まで拡大、Corning(GLW)株は5%下落
重要ポイント
- •Zayoは2030年までにネットワークへ15,000ルートマイルを追加する計画で、そのうち8,000マイル超はNVIDIAと共同で建設される新規長距離光ファイバーとなる。
- •Corningとの拡大供給契約は2030年まで有効で、Zayoが必要と見込む光ファイバーの大部分をカバーする。
- •Zayoは、光ファイバー供給を早期に確保することで資材リスクが軽減され、ネットワーク拡張に伴う長いリードタイムの管理に役立つと述べた。
- •両社の経営幹部は、データセンターやクラウドプロバイダーによるAI関連需要の拡大が、より高密度かつ高速な光ファイバーへの需要を高めていると述べた。
- •Corning株は発表日に4.65%下落して152.46ドルとなり、時間外取引ではさらに下落して152.21ドルとなった。

Zayoは、Corning(GLW)との光ファイバー供給契約を2030年までの内容で拡大する合意に署名した。
この契約により、Zayoが2030年までにネットワークへ15,000ルートマイルを追加する計画に必要な光ファイバーが確保される。そのうち8,000マイル超は、NVIDIAと提携して建設される新規長距離光ファイバーとなる。
Corning株は発表当日に4.65%下落して152.46ドルとなり、時間外取引ではさらに152.21ドルまで下落した。
契約は2030年まで有効で、この期間にZayoが必要と見込む光ファイバーの大部分をカバーする。Zayoにとってこの契約は、数年にわたる建設計画から主要な資材リスクを取り除くとともに、ネットワーク拡張に伴う長いリードタイムへの対応においてより高い見通しを与えるものとなる。
Zayoは、今の十年が終わるまでにネットワークへ15,000ルートマイルを追加する計画だと明らかにした。そのうち8,000マイル超は、NVIDIAと共同で建設される新規長距離光ファイバーとなる。
CEOのSteve Smithは、AIインフラの拡大により、ネットワーク容量をどこに、どれほど迅速に構築すべきかが変わりつつあると述べた。光ファイバー供給を確保することで、資材の入手可能性が納期を遅らせることはないという。
この契約の背後にある広範な需要は人工知能(AI)である。データセンターやクラウドプロバイダーは、以前よりも多くの光ファイバーを、より速く、より高い密度で必要としており、原材料のサプライチェーンに圧力をかけるとともに、数年にわたる構築を計画する事業者にとって長期供給契約の重要性を高めている。
AI需要がネットワーク計画を再構築
Corningの上級副社長Steve Mitchellは、AIによりネットワーク全体で必要とされる光ファイバーケーブルの量と密度の両方が増加していると述べた。また、この契約はCorningの光学技術とZayoのネットワーク構築の専門性を組み合わせ、大規模な物理的AIインフラを構築するものだと説明した。
ZayoのチーフネットワークオフィサーであるTroy Lupeは、長距離ネットワークの建設には数年にわたる計画、許認可、実行が必要だと指摘した。光ファイバー供給を早期に確保することで、そのプロセスから重要な不確定要素を一つ取り除けるという。
Zayoは現在、北米に3,200万ファイバーマイルおよび224,000ルートマイルのネットワークを運用している。世界400以上の市場を接続し、通信事業者、クラウドプロバイダー、データセンター、企業、学校、政府機関にサービスを提供している。
AI時代に向けたネットワーク
NVIDIAとの協業は、今回の拡張の注目すべき部分である。計画されている新規ルートマイルの半分超がこの長距離構築に関連しており、ハイパースケーラーの需要が物理的なネットワーク投資を直接形作っていることを浮き彫りにしている。
Corningにとってこの契約は、単発の発注ではなく供給の確約である。当日の市場は好意的に反応しなかったものの、同社に今の十年の残り期間についてより明確な需要見通しを与えるものとなる。
この契約は2026年8月20日にプレスリリースで発表された。Corningは当日の取引を152.46ドルで終え、7.44ドル下落した。