トランプ氏、イランとの紛争を「些細なこと」と表現し戦没者と長期展開をめぐり批判殺到
重要ポイント
- •トランプ大統領は金曜日の大統領執務室でのやり取りで、イランとの紛争を「戦争」ではなく「軍事的紛争」「些細なこと」と表現した。
- •トランプ氏は、5か月の紛争をベトナム戦争の長さと比較し、記録的に長い展開への懸念を一蹴した。
- •今年はじめに始まったこの紛争で、少なくとも18人が死亡している。
- •大統領の発言には、イラク戦争従軍経験を持つ民主党のクリス・デルジオ下院議員が軍への軽視だと非難するなど、厳しい批判が集まった。
- •このやり取りは、大統領の戦争権限と軍事力行使の承認における議会の憲法上の役割をめぐるワシントンでの論争に燃料を注いだ。

ドナルド・トランプ大統領は金曜日、大統領令の署名式の際に大統領執務室で記者に追及され、イラン戦争の深刻さを軽んじる発言をした。
ABCのレイチェル・スコット記者は「副大統領は昨日、イランとの衝突を戦争とは表現しないと述べました……これが戦争でないなら、これは一体何なのでしょうか」と質問した。トランプ氏は「私はこれを軍事的紛争と呼んでいる。我々にとっては些細なことだからだ。大したことではない」と答えた。
紛争で18人が死亡し、軍人が「記録的に長い展開」に直面していると記者が指摘すると、トランプ氏は「なぜ記録的に長いのか。我々はベトナムにどれだけいたのか。今はまだ5か月だ」と反論した。
この発言は、憲法第2条により軍の最高権限者としての役割を担う総司令官が公の場で述べたもので、SNS上で直ちに厳しい批判を招いた。このやり取りは、大統領の戦争権限をめぐるワシントンでの長年の大論争にも影を落としている。近年、議会は軍事力行使の承認における憲法上の役割を取り戻そうと繰り返し試みてきたが、成果は限られている。
「『些細なこと』というこの一言は、民主党の大統領が口にしたら共和党が絶対に攻撃材料にするだろう」と、The Bulwarkのサム・スタイン氏は書いた。「両党の広報力の格差を浮き彫りにしている。」(x.com/samstein)
「米国人を危険に送り出すことは、総司令官の最も厳粛かつ重大な責任かもしれない。それをこの男は『些細なこと』と呼ぶのか」と、イラク戦争の従軍経験を持つクリス・デルジオ下院議員(民主党・ペンシルベニア州選出)は書いた。「この無謀な戦争を煽り立てるタカ派は誰もが、彼の軍人とその愛国心への軽視に加担している。」(x.com/ChrisForPA)
「彼は毎日、可能な限り最も非アメリカ的なことをやり、毎日それが新しいものだ」と、ツーソン出身の弁護士ジョー・セントルイス氏は書いた。「彼の冷酷さには麻痺していると思っていたが、これには本当に怒りが沸き上がってくる。」(x.com/Josephpstlouis)
このやり取りは、今年はじめに始まった紛争をめぐる政界の論争における新たな火種となった。犠牲者が増え続ける中、政権が米国の関与の範囲と期間をどう定義しているのかという疑問が残るなか、大統領の戦闘の特徴づけに対する批判が高まっている。(Raw Story)