ニュースマクロホルムズ海峡で出航方向に通航中のタンカーがドローン攻撃を受ける:UKMTO

ホルムズ海峡で出航方向に通航中のタンカーがドローン攻撃を受ける:UKMTO

著者: Ship & Bunker·

重要ポイント

  • UKMTOによると、木曜日にホルムズ海峡を出航方向に通航していたタンカーがドローンの攻撃を受けた。
  • UKMTOは15:52(UTC)に軍事当局から通報を受け、ソーシャルメディアへの投稿でこの事件を公表した。
  • 船体の損傷は軽微で、乗組員は無事で全員確認されており、環境への影響は報告されていない。
  • 米エネルギー情報局によると、イランとオマーン・UAEを隔てるホルムズ海峡は、世界で取引される石油の約5分の1と、世界のLNG輸出の相当な割合を担っている。
  • 攻撃は、米国とイランの戦争に伴い商船の保安リスクが高まる中で発生しており、事件の調査が進められるなかでUKMTOからの追加情報が期待される。
ホルムズ海峡で出航方向に通航中のタンカーがドローン攻撃を受ける:UKMTO

英政府の機関で同地域の海事安保を監視する英海事貿易機関(UKMTO)によると、木曜日にホルムズ海峡を出航方向に通航していたタンカーがドローンの攻撃を受けた。

UKMTOがソーシャルメディアへの投稿で明らかにしたところによれば、この事件は木曜日の15:52(UTC)に通報された。

同機関は「UKMTOは軍事当局から、タンカーがホルムズ海峡を出航方向に通航中に無人航空機(UAV)による攻撃を受けたとの通報を受け取った」と述べた。

さらにUKMTOは「船体は軽微な損傷を負ったが、乗組員は無事で全員確認されており、環境への影響は報告されていない」と付け加えた。

イランとオマーン、アラブ首長国連邦(UAE)を隔てるこの水路は、世界で最も交通量の多いエネルギー輸送の要衝の一つである。米エネルギー情報局(EIA)の推計では、世界で取引される石油の約5分の1と、世界の液化天然ガス(LNG)輸出の相当な割合が毎年この海峡を通過しており、ペルシャ湾の産油国と世界市場を結ぶ重要な動脈となっている。

商船運航者は通常、この地域を通航する際の航路や保安措置を検討するにあたり、海軍連合による指針と併せてUKMTOの助言を参考にしている。事件の調査が進むにつれ、同機関からの追加情報が発表される見通しだ。

今回の攻撃は、米国とイランの戦争が続く中でホルムズ海峡の緊張が高まっている時期に発生しており、同地域の商船は高まる保安リスクに直面している。

出典:Ship & Bunker