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Tsuneishi Solutions、Kamsarmaxばら積み船向けメタノール燃料供給システムを納入

著者: Ship & Bunker·

重要ポイント

  • 今回の納入は、T-SOLが自社開発した低引火点メタノール燃料供給システムの初の商用導入である。
  • ClassNKは2024年4月に同システムの基本承認を付与し、その後5月末に納入された。
  • 同システムは、中・低速ディーゼルエンジン構成の主機にメタノールを安全に供給するよう設計されている。
  • T-SOLは、同システムが日本のサプライヤーによる主要部品を使用し、日本で組み立てられていると述べた。
  • 同社は、排出規制の強化に伴い、代替燃料技術への需要が増加すると見込んでいる。
Tsuneishi Solutions、Kamsarmaxばら積み船向けメタノール燃料供給システムを納入

Tsuneishi Solutions Tokyobay(T-SOL)は、Tsuneishi Group内のエンジニアリング部門であり、Kamsarmaxばら積み船への搭載に向けたメタノール燃料供給システムを納入した。

T-SOLはプレスリリースで、今回の納入は同社が自社開発した低引火点メタノール燃料供給システムの初の商用導入に当たると述べた。

同社によると、このシステムは2024年4月にClassNKから基本承認を取得した後、5月末に納入された。基本承認は、船舶への本格搭載および認証に先立ち、設計コンセプトが適用される安全・技術要件を満たしていることを示す初期段階の船級審査である。

中・低速ディーゼルエンジン向けに設計されたこの燃料システムは、船舶の主機にメタノールを安全に供給することを目的としている。メタノールは、船舶運航者や造船所が、船舶からの温室効果ガス排出削減に向けた国際的な圧力を含む排出規制の強化に対応する中で、海運業界の一部で採用が進む代替船舶燃料の一つである。メタノールは低引火点であるため、船上での取り扱いには専用の燃料供給、換気、検知、安全対策が必要となる。

T-SOLによると、同システムはコンパクトな設計で、日本のサプライヤーが製造した主要部品を組み込んでいる。また日本国内で組み立てられており、同社はこれにより顧客が海外での工場受入試験を回避でき、外国機器メーカーの技術者を日本に招く必要性を減らせるとしている。

同社は、規制が強化され、海運セクターがメタノールなど低排出燃料を採用するにつれて、代替燃料技術への需要は拡大すると見込まれると述べた。