SBI子会社、ゴールドマン・サックス社債を組み込んだ4本目のROBOPRO債券ファンドを出願
重要ポイント
- •SBIおかざきアセットマネジメントは9月15日、愛称「ロボプラス4」こと「ゴールドマン・サックス・ボンド/ROBOPROストラテジック・ファンド2026-10」を出願し、2025年12月以降ほぼ四半期ごとに展開してきたシリーズの4本目のファンドとなった。
- •本ファンドは、約6年間保有されるゴールドマン・サックス社債を裏付けとする円建て証券の安定部分と、ROBOPRO戦略VT5指数を用いるactive部分を組み合わせており、後者の配分比率についてはSBIグループのFOLIOがゴールドマン・サックス・インターナショナルに助言を行う。
- •信託報酬は税込み年率0.693%で、申込期間は10月1日から10月28日まで、ファンドの設定は10月29日が予定されており、その後11月7日から運用会社は上限の範囲内で料率を設定できる。
- •出願は日銀の9月17日〜18日の会合の直前に行われ、ロイターの調査ではエコノミストの広範な意見として、8月に前年同月比7.6%上昇した企業物価の高さを背景に、1995年以来となる1%から1.25%への利上げが予想されている。
- •SBIグループのリップル関連事業は多岐にわたるが、本商品は従来型の資産運用事業に完全に位置づけられており、ブロックチェーン連動の構成要素ではなく、債券とマルチアセット戦略が中心である。

SBIグループは9月15日、子会社のSBIおかざきアセットマネジメントが、円建て債券とグループのROBOPRO配分戦略を組み合わせた新たな公募投資信託を出願し、資産運用ラインナップを拡充した。詳細は公式発表による。正式名称を「ゴールドマン・サックス・コーポレート・ボンド/ROBOPROストラテジック・ファンド2026-10」、愛称「ロボプラス4」とする本商品は、10月1日から申込受付を開始する予定である。
この出願は、日本銀行が9月17日〜18日の金融政策決定会合を闭幕する数日前に行われたものであり、エコノミストの間では中央銀行が再び基準金利を引き上げるとの見方が広がっている。
ロボプラス・シリーズの4本目
SBIグローバルアセットマネジメントは、子会社のSBIおかざきアセットマネジメントが9月15日に出願したと発表した。本商品は国内外の資産を保有する単位型の公募投資信託に分類され、ロボプラス・シリーズの4本目となる。SBIは2025年12月に初代を投入し、2026年3月にロボプラス2、6月にロボプラス3を投入しており、ほぼ四半期ごとに新ファンドをラインナップに加えるペースが続いている。
本ファンドは安定運用部分と active運用部分を組み合わせた構造である。円建て証券の裏付けとなる社債は、ゴールドマン・サックス・グループが発行または保証する。SBIはこれらを約6年間保有する計画で、償還時には元本の維持を目指す。
ゴールドマン・サックス社債が構造の核に
active部分はROBOPRO戦略VT5指数を使用し、資産配分の変更を通じてリターンを追求するSBIグループのFOLIOが、当該指数を形成する配分比率についてゴールドマン・サックス・インターナショナルに助言を行う。ゴールドマン・サックス・インターナショナルは、ファンドのactive部分に紐づく指数の枠組みの中でその助言を活用する。
本ファンドの信託報酬は税込みで年率0.693%。11月7日以降、SBIおかざきアセットマネジメントは上限0.693%の範囲内で料率を設定できる。現在のスケジュールでは、申込期間は10月1日から10月28日までで、SBIは10月29日にファンドを設定する計画である。
この設計により、元本重視の債券配分とリターン追求型のROBOPRO部分が分離されている。
日銀決定が金利環境を規定
市場はまた、日本銀行の9月17日〜18日の金融政策決定会合にも注目している。中央銀行のカレンダーによると、2日間の会合は9月18日(金曜日)に闭幕する。今月発表されたロイターの調査では、エコノミストの大半が日銀の政策金利を1%から1.25%へ引き上げると予想している。1.25%への変更は、日本の政策金利を1995年以来の水準に引き上げることになる。
日銀は6月に金利を1%へ引き上げ、7月では据え置いた。直近の卸売物価データ、燃料コストの上昇、円安が、追加利上げへの期待を高水準に保っている。8月の企業物価格は前年同月比で7.6%上昇した。
日本の金利動向は、円建ての固定利付商品にとっての市場環境の一部でもある。SBIは日銀の決定前にロボプラス4を出願したが、申込受付は10月まで開始されず、投資家が中央銀行の9月の政策見通しを受け取った後、募集期間が設定されることになる。
リップルとの関係は新ファンドから切り離し
SBIグループは、金融およびブロックチェーン分野の取り組みを通じて、リップルと長期的な業務関係を維持している。ただし、本商品はSBIの従来型の資産運用事業に位置づけられている。今回の出願は、債券、マルチアセットのROBOPRO戦略、ファンドの手数料、申込日程を対象としている。
本ファンドは、2つの異なる構成要素に依存している。すなわち、ゴールドマン・サックスの社債に紐づく円建て証券を中心とする安定部分と、資産配分を通じてリターンを追求するROBOPRO戦略を用いるactive部分である。SBIは、2025年12月以降の3つのロボプラス・ファンドに続き、日銀の9月の金利決定後の10月に運用開始を計画している。展開を追う関係者にとっての今後の日程は、9月18日の日銀会合の闭幕から、10月1日の申込開始、10月29日のファンド設定、そして11月7日の信託報酬上限内での料率設定へと続く。
本記事は情報提供のみを目的としており、金融または投資に関する助言を構成するものではない。投資信託には市場リスク、信用リスク、金利リスクが伴い、目標とするリターンが保証されるものではない。