ニュースマクロオークランド港、輸入減少の中で7月も荷役コンテナ量を堅持

オークランド港、輸入減少の中で7月も荷役コンテナ量を堅持

著者: FreightWaves·

重要ポイント

  • オークランド港は2026年7月に179,999 TEUを処理し、6月比ではほぼ横ばいだったが、2025年7月比では11.4%減となった。
  • 年初来の満載貨物は7月までに1.5%減少した一方、満載輸出は0.4%増、満載輸入は2025年比で3.1%減となった。
  • 果物、ナッツ、ワインなど北カリフォルニア産農産物に大きく支えられたオークランド港の輸出の強さが、全体の取扱量の下支えとなっている。
  • ハパッグ・ロイドは「ミズーリ・エクスプレス」の入港により定期便の運航を再開し、WC5米国旗サービスとして同港に寄港する初の船舶となった。
  • 7月の船舶寄港数は前年の95回に対し81回と減少し、秋のピークシーズンで船社の楽観論が回復につながるかが試される。
オークランド港、輸入減少の中で7月も荷役コンテナ量を堅持

オークランド港の満載コンテナ取扱量は、前年比で厳しい比較となった7月にもかかわらず、2026年の最初の7か月間、概ね安定を維持した。

この北カリフォルニアのゲートウェイは7月、179,999 TEU(20フィート換算コンテナ)を処理し、6月とほぼ変わらなかった。ただし2025年7月と比較すると、総コンテナ取扱量は11.4%減少した。

満載輸入は当月79,426 TEUとなり、前年同月比14%減となった。満載輸出は60,005 TEUに達し、2025年7月比で8.5%の減少となった。満載貨物の合計は11.7%減の139,431 TEUだった。

前月比では、満載輸入が6月から1.7%増加した一方、満載輸出は7.9%減少した。空コンテナ取扱量は40,568 TEUで、2025年7月比10.2%減となった。

年初来では、オークランドは7月までに総計1,294,664 TEUを処理し、2025年同期比で3.8%の減少となった。年初来の減少は主に空コンテナ関連活動の低迷によるもので、これは11.4%減少した。満載貨物量は同期間で1.5%減少した。

7月までの満載輸出は前年をわずかに上回り0.4%増となった一方、満載輸入は3.1%減少した。この結果、全体のコンテナ動向が圧力を受ける中でも、同港の中核となる満載貨物活動は概ね安定している。オークランド港は米国西海岸の主要コンテナ港の中で輸出業務の比重が大きい点で長らく特異な存在であり、その多くは果物、ナッツ、ワインといった北カリフォルニア産農産物に関連している。そのため、輸入が伸び悩む中で輸出が前年をわずかに上回っていることが、港全体の取扱量の下支えとなっている。

「7月は前年比で厳しい月でしたが、年初来の満載取扱量はほぼ横ばいを維持し、輸出は2025年をわずかに上回っています」と、同港のジェイソン・ガーベン海事担当代理部長は声明で述べた。「市場には不確実性があるものの、船社パートナーからは年末に向けて前向きな見通しを聞いています」。

今週、ハパッグ・ロイドは「ミズーリ・エクスプレス」の入港により定期便の運航を再開した。これは米国旗を掲げたWC5サービスとしてオークランドに寄港する初の船舶である。船社の航路復帰は単なる寄港回数を超えた意味を持つ。定期便は港の容量と接続性を支える基盤であり、その有無はその後数か月の荷主の航路選択に影響を与えうる。

同港の7月の船舶寄港数は81回で、前年同月は95回だった。寄港数の減少は、総コンテナ量および満載コンテナ量の前年比減少と歩調を合わせている。西海岸の港湾動向を注視する立場からは、秋に向けた従来の輸入ピークシーズンを含む今後数か月は、ガーベンが指摘した船社の楽観論が船舶寄港数と満載取扱量の回復につながるかどうかを示すものとなるだろう。

出典:FreightWaves