ニュースマクロPBOC、USD/CNY中間値を6.7808に設定 2023年2月以来の人民元高値

PBOC、USD/CNY中間値を6.7808に設定 2023年2月以来の人民元高値

著者: ForexLive·

重要ポイント

  • PBOCはUSD/CNY参考レートを6.7808に設定し、市場予想の6.7196を上回った。
  • 今回の基準値は、2023年2月8日以来のオンショア人民元で最も強い水準だった。
  • 同中銀は7日物およびオーバーナイトのリバースレポ供給を行わず、3274億元が満期を迎えて吸収された。
  • 中国は1年物LPRを3%、5年物LPRを3.5%で据え置いた。
PBOC、USD/CNY中間値を6.7808に設定 2023年2月以来の人民元高値

PBOC、USD/CNY中間値を6.7808に設定 予想の6.7196を上回る

中国人民銀行(PBOC)は、次回取引日に向けたUSD/CNY参考レートを6.7808に設定し、市場予想の6.7196を上回った。

今回の基準値は、2023年2月8日以来、オンショア人民元で最も強い水準となる。

PBOCは、この参考レートを中心に人民元がプラスマイナス2%の範囲で変動することを認めている。日々の中間値は中央パリティレートとも呼ばれ、毎朝公表されてオンショア取引の基準となる。公定設定値と市場予想の差は、人民銀行が通貨高または通貨安をどの程度容認するかを示す手がかりとして、トレーダーが注視しており、この予想値と基準値の比較に意味がある。

同中銀はまた、7日物リバースレポ操作額を再びゼロとし、オーバーナイト・リバースレポもゼロだった。きょうは3274億元のオーバーナイト・リバースレポが満期を迎え、純流動性は3274億元の吸収となった。リバースレポはPBOCが銀行システムの短期流動性を管理する主要手段であるため、新規供給がない一方で既存契約が満期を迎える局面では、インターバンク市場から機械的に資金が流出する。

これに先立ち、中国の5年物および1年物ローンプライムレート(LPR)は、それぞれ3.5%と3%で据え置かれた。LPRは新規銀行融資の基準レートで、商業銀行のパネルによって毎月見直される。1年物は企業向け融資金利の指標となり、5年物は住宅ローン金利の基準となる。貸出金利が据え置かれたことで、為替市場の関心は今後の毎日の基準値設定と公開市場操作の流れに向かう。