州兵隊員、トランプ氏のD.C.展開を「恥ずかしい」「後味が悪い」と語る
重要ポイント
- •NPRは、ワシントンD.C.への展開に従事した匿名の州兵3人の話を引用し、彼らがこの任務に重大な懸念を抱いていると伝えた。
- •展開は2025年8月に始まり、トランプ氏にとって最大かつ最長の国内軍事展開となっている。
- •任務はトランプ氏の任期終了まで延長されており、当面終了の見通しのない持続的な駐留となっている。
- •トランプ氏は、市内の暴力犯罪が30年来の低水準にあったにもかかわらず、犯罪緊急事態を宣言したうえで州兵を派遣した。
- •隊員らは、長期にわたるプレゼンス・パトロールが州兵の中心的任務となれば、そのイメージを損なう恐れがあると述べた。

ドナルド・トランプ大統領によるワシントンD.C.での長期にわたる展開に従事した州兵たちが、この任務に対する懸念を示しており、中には参加したことを今では「恥ずかしく」感じていると語る隊員もいる。
NPRは月曜日に公開した報道の中で、首都に数か月間展開した州兵3人の話を引用し、彼らがこの作戦に深刻な懸念を抱いていると伝えた。同メディアによると、展開は2025年8月に始まり、以来、トランプ氏にとって最大かつ最長の国内軍事展開となっている。現在ではトランプ氏の任期終了まで延長されており、公衆の安全への対応として位置づけられていた任務が、早期の終結の兆しがほとんど見えない持続的な駐留へと変質したことを浮き彫りにしている。
「率直に言えば、この任務は後味が悪いものとして残っており、どんな形であれ関わっていたこと自体が恥ずかしい」と、ある州兵はNPRに語った。
この3人の隊員が匿名で話したのは、現在も軍に所属しており、許可を得ずに公に発言することが禁じられているためだ。NPRによると、3人とも10年以上の軍務経験を持つ。
トランプ氏は当初、市内の暴力犯罪が30年来の低水準に達していたにもかかわらず、「犯罪緊急事態」を宣言したうえでD.C.州兵を展開した。
「1年が経過した今となっては、あの正当化には筋が通らないと感じざるを得ない」と、ある州兵は述べた。「ある意味で、州兵が利用されているように感じる」
別の隊員は、当初の反応を「衝撃」と表現し、この展開は「非常に権威主義的な動きであり、我が国で見られるはずのものではないような印象があった」と付け加えた。
州兵たちはまた、部隊を長期的なパトロールに投入することが組織の評判を損なっているのではないかと懸念している。特に、一時的なものとして企図された任務が、州兵の恒久的な対外的な顔となってしまう場合にはそうだと述べた。
「もしこの道をたどり続ければ」と、ある隊員は警告した。「こうした『プレゼンス・パトロール』型の任務が州兵の新たな代名詞となるような事態になれば、州兵の持つ高貴なすべてが、良くてもありふれたもの、最悪の場合には脅威的なものへと完全に書き換えられてしまうだろう」