ニュースマクロパット・デニス:マイク・ジョンソン議長の所属議員への虐待疑惑をめぐる沈黙は、議席を子どもより優先する党を露呈している

パット・デニス:マイク・ジョンソン議長の所属議員への虐待疑惑をめぐる沈黙は、議席を子どもより優先する党を露呈している

著者: Rawstory·

重要ポイント

  • •マックス・ミラー議員は、元妻エミリー・モレノ氏と他の2人の女性から家庭内虐待を告発されており、10年に及ぶ疑惑だが、本人は否定し、起訴はされていない。
  • •マイク・ジョンソン議長はミラー氏の再選を公に支持し、「素晴らしい議員」と評している。1議席が議院の支配権を左右しかねない僅差の下院情勢を背景としている。
  • •下院倫理委員会はチャック・エドワーズ議員によるセクハラ規則違反を「信じる相当の理由」があると認定し、エドワーズ氏は再選運動から撤退し、譴責を受けた。
  • •コーリー・ミルズ議員はデート暴力の告発で倫理委員会の調査を受けており、トニー・ゴンザレス元議員は、後に自死したスタッフとの不倫を認めて辞任した。
  • •筆者のパット・デニス氏は民主党系団体American Bridge 21st Centuryの会長であり、本記事は記録に残る告発と公の発言に基づく党派的な批判である。
パット・デニス:マイク・ジョンソン議長の所属議員への虐待疑惑をめぐる沈黙は、議席を子どもより優先する党を露呈している

かつてこの国の指導者たちは、自らの行動が子どもたちに什么样的なメッセージを送るかを懸念していた。可決する政策が子どもたちにどのような害を及ぼすか、そして長老たちが統治する世界で生きることを余儀なくされる若者たちの福祉を気にかけていた。パット・デニスによれば、そのような時代は終わったという。

彼が主張するには、トランプ時代の共和党の道徳的破綻をこれほど明白に象徴するものはなく、それは党派的忠誠心を子どもの福祉より優先することである。下院議長マイク・ジョンソンと共和党が、虐待を告発されているマックス・ミラー議員を断固として擁護しているのは、まさにその表れだとデニス氏は論じる。彼らは、この人物への政治的支援が下院で議席を1つ多く獲得する助けになるかもしれないという理由で、元妻と娘の福祉よりも優先することを決めた。「恥」という言葉では足りない、と彼は書く。

ミラー氏は、元妻のエミリー・モレノ氏から家庭内虐待を告発されている。告発の内容には、モレノ氏の頭に銃を突きつける、熱湯を浴びせる、壁に突き飛ばすといった身体的暴力が含まれる。2歳の娘に身体的危害を加えた疑いも持たれている。モレノ氏は、ミラー氏を暴力で告発した3人の女性のうちの1人で、虐待の疑いのある行動は10年前にさかのぼる。ミラー氏はこれらの告発を否定しており、告発のみが不正行為の認定を構成するものではなく、これらの主張に関連して犯罪で起訴されたことはこれまでない。

先月のCNNのジェイク・タッパーとのインタビューで、ミラー氏は告発を否定し、議員選挙戦からの撤退はしないと誓い、「マイク・ジョンソン議長も他の全員も、私を支えてくれている。誰も選挙から降りろとは言わなかった」と主張した。この点は事実だとデニス氏は指摘する。議長は辞任や撤退を求める公開の声明を出しておらず、ミラー氏の行動への非難すらしていない。むしろジョンソン議長はミラー氏を支え、「素晴らしい議員」と呼び、再選運動を支持している。この計算は数字に根ざしている。下院の多数派が僅差に依存しているため、1つの議席が空席または喪失になるだけで議院の支配権を左右しかねず、指導部には論争の有無にかかわらず現職を擁護する構造的な動機がある。

デニス氏は、娘を持つ父親として、党の指導者が自分の会派の議員が児童虐待と家庭内暴力で告発されているのに傍観できることが理解できないと書く。下院議長がそれを単なる私的な家庭の問題として扱うことは、共和党が子どもを守るより議会の議席を守ることを選んでいることをすべての親に伝えている、と彼は論じる。

デニス氏によれば、ミラー氏は議長から「お咎めなし」を受けている共和党下院議員の遠く唯一の例ではない。彼が書くには、捕食者的な行動は共和党の議会代表团内で日常的な問題となり、それを黙認することがジョンソン氏の日常的な対応となっている。下院倫理委員会——議員の不正行為を調査し、譴責や除名までの制裁を勧告できる議院の内部監視機関——は、こうした問題が表面化する場となり続けており、その調査結果が議長の政治的優先事項と衝突したとき何が起きるのかという疑問を投げかけている。

下院倫理委員会がチャック・エドワーズ議員によるセクハラ禁止規則違反を「信じる相当の理由」があると認定した後、このノースカロライナ州の共和党員は再選運動から撤退した。デニス氏が書くように、大量の証拠はエドワーズ氏が若い女性スタッフに対して不適切な行動をとったことを示しているが、彼が受けたのは譴責だけだった。公の場では、ジョンソン氏とノースカロライナ州代表团の議員たちは沈黙を保っている。

フロリダ州のコーリー・ミルズ議員は、デート暴力の告発に関して下院倫理委員会の調査を受けている。昨年、元ガールフレンドは、別れた後に彼女の性的に露骨な画像を公開すると脅されたと告発した。ミルズ氏とミラー氏の両方への告発について記者がジョンソン氏に追った際の彼の答えは?「鍵となる言葉は『告発』だ」だった。

さらにトニー・ゴンザレスがいる。このテキサス州の元議員は、後に自ら命を絶ったスタッフとの不倫関係が明らかになった後、今年初めに議席を辞任した。ジョンソン氏は、ゴンザレス氏が不倫を認め、再選への現実的な道がないことが完全に明確になるまで、ゴンザレス氏の撤退を求める超党派の声に加わることを拒否したとデニス氏は書く。現在その議席で共和党から出馬しているブランドン・ヘレラは、母親や子どもについての下品で卑劣な発言をした記録がある。それでもジョンソン氏は彼のために資金集めをしている。

デニス氏が論じるには、告発された捕食者たちへのジョンソン氏の無関心は、卑劣だが驚くべきものではない。彼は、大統領の要請でエプスタイン文書の公開を数週間にわたり阻止しようとした人物だ。彼はトランプ氏を守ることを軸に議長としてのキャリアを築いてきたが、実際には、子どもよりも権力ある虐待者を守つことを意味するとデニス氏は書く。それが彼が選んだ道であり、次に誰を庇護することになろうとも歩み続けることを選んできた。

ジョンソン議長の公式政府サイトは、「正義ある政府」が「道徳性」を受け入れるべきだと主張している。しかし、自らの会派の議員が子どもや女性への暴力、あるいは職権による地位の格差を利用して若いスタッフに言い寄ったと告発されたとき、その道徳的レトリックは震えるほど沈黙する、とデニス氏は書く。

デニス氏が指摘するように、議長としてジョンソン氏には、所属議員に行動規範を課し、会派内の捕食者を一掃する助けをし、少なくとも信用できる暴力の告発が党で容認されないと表明する権限がある。それにもかかわらず彼は、その権限を妨害工作と、これらの行為で告発されている男性たちを庇護するために行使することを選んだ。ジョンソン氏が気にかけているのは、虐待の生存者の尊厳でも党の誠実さでもなく、多数派の維持だけだとデニス氏は結論づける。中間選挙を控え、オハイオ州、フロリダ州、ノースカロライナ州、テキサス州の有権者が、これらの争点の中心にいる候補者について、そして議席擁護への賭けが報われるかどうかについて、自らの判断を下すことになる。

パット・デニスは、民主党系の進歩的な調査・即応組織であるAmerican Bridge 21st Centuryの会長である。その役割ゆえに彼は党派的立場の人物であり、その論調にはその視点が反映されている。ただし、彼が引用する基礎となる告発、倫理委員会の認定、公の発言は記録として残る事実である。

出典:Raw Story