ニュース株式トランプ氏による巨額購入後、メタ株は決算の試練に直面

トランプ氏による巨額購入後、メタ株は決算の試練に直面

著者: Blockonomi·

重要ポイント

  • •メタの第3四半期決算は10月21日に予定されており、AI支出への懸念が一因とされるテクノロジー株の急落の後に迎える。
  • •10月8日の財務開示資料により、トランプ大統領が8月21日に500万ドルから2,500万ドル相当のメタ株を購入していたことが判明した。これは申請書に記載された最大の取引だった。
  • •第2四半期の売上は前年同期比28%増の608億ドルとなり、広告インプレッション数14%増と広告平均単価12%の上昇がこれを支えた。
  • •メタは2026年の設備投資を1,300億ドルから1,450億ドルと見込んでおり、第2四半期の支出は310億8,000万ドル、フリーキャッシュフローは7億8,400万ドルに減少した。
  • •アナリストは第3四半期の売上を約633.4億ドル、1株あたり利益を約6.60ドルと予想している。前年同期の調整後利益は1株あたり7.25ドルだった。
トランプ氏による巨額購入後、メタ株は決算の試練に直面

Meta Platforms(NASDAQ: META)は10月21日、米国市場引け後に第3四半期決算を発表する。ドナルド・トランプ大統領が8月にメタ株を大量購入していたことを開示したことを受け、今回の決算は同社株に改めて注目が集まるものとなる。投資家は、メタの中核である広告事業の強さが、増大し続ける人工知能(AI)投資のコストにどこまで耐えられるかを見極めようとしており、決算発表は、AI支出への懸念が一因とされるテクノロジー株の急落の後に訪れる。こうした背景の中で、今回の決算は、メタのAI支出が中核事業の成果としてどこまで結実しているかを確認する機会にもなる。

トランプ氏の申告書に数百万ドル分のメタ株

10月8日の財務開示資料によると、トランプ氏は8月21日に500万ドルから2,500万ドル相当のメタ株を購入していた。この取引は申請書に記載された個々の取引として最大のものだが、開示された幅からは正確な購入金額は分からない。同じ資料には、エヌビディアを含む他のテクノロジー企業に関する取引も詳細に記されていた。ホワイトハウスの当局者は、トランプ氏の投資は独立した資産運用会社が管理していると説明している。一方、エヌビディアは先週、Nemotron AIモデルを拡張した。この開示は決算発表の2週間足らず前に公表されたため、購入のニュースはメタの決算と同じニュースサイクルで取り上げられることになった。

広告はメタの主要な成長エンジンであり続ける

広告が引き続きメタの業績を牽引している。第2四半期の売上は前年同期比28%増の608億ドルとなり、広告インプレッション数は14%増、広告の平均単価は12%上昇した。この2つの指標が広告収入の増加を支えた。同社はFacebookやInstagram全体で、コンテンツのレコメンドや広告効果の向上にAIを活用している。メタのアプリファミリーは6月時点で36億人のデイリーユーザー数を記録し、前年比3%増加となった。この数字は同社の複数のサービスにまたがるものである。広告はまた、メタのAI支出が収益に最も直接結びつく領域でもあり、投資の中核となるツールがそのまま、成長数値を支えるレコメンド機能や広告効果を支えている。

巨額支出でキャッシュフローに注目

メタの支出計画も今回の決算のもう一つの焦点となる。同社は10月15日にMuse Spark Openをリリースし、ソフトウェア開発に取り組む開発者向けのAIツールを拡充した。ただし、比較的新しいAI製品がどれほどの収益を生み出すかはまだ確立されておらず、投資家は企業向けAIサービスに関する最新情報も待ち構えている。同社は2026年の設備投資をファイナンスリース支払いを含めて1,300億ドルから1,450億ドルの間と見込んでいる。第2四半期の支出は310億8,000万ドルに達し、フリーキャッシュフローは7億8,400万ドルに減少した。法務費用や退職金の支払いも四半期の経費を押し上げた。2026年の幅がすでにその規模で設定されているだけに、ガイダンスの修正の有無や、フリーキャッシュフローが第2四半期の水準から回復するかどうかの兆候は、投資家が最も注視する数字の中に位置づけられる。

予想の焦点はコストとキャッシュフローへ

アナリストは第3四半期の売上を約633.4億ドル(成長率約24%)、1株あたり利益を約6.60ドルと予想しており、コスト動向とキャッシュフローは投資家の質問事項の最上位に位置している。これは前年同期の調整後1株あたり利益7.25ドルとの比較となる。なお、前年の報告数値には税費用が含まれていた。

AI投資のリターンに対する疑問はテクノロジーセクター全体に及んでいる。モルガン・スタンレーは最近、クラウド需要と自動化サービスを成長ドライバーとして挙げ、アマゾンの目標株価を引き上げた。アマゾンもコンピューティング capacity への追加投資を計画している。広告成長、支出、キャッシュ創出に関するメタの数値は、巨額のAI予算が事業成果に見合っているかどうかに関する業界全体のエビデンスを積み重ねることになる。メタ株は、テクノロジー株全体の弱含みを経て、決算発表を迎える。