ドイツ、2038年W杯招致を視野に フランスとの共同案も協議
重要ポイント
- •ドイツサッカー連盟は、2038年ワールドカップの招致を正式に目指すと表明し、2042年を代替目標としている。
- •フランスのマリナ・フェラーリ・スポーツ相は、仏独共同招致の可能性について協議が進んでいると述べた。
- •イングランドとイタリアも2038年大会への招致を検討しており、欧州で競争が激化する可能性がある。
- •FIFAはまだ公式の招致スケジュールを発表しておらず、手続きは初期段階にある。
- •ドイツが招致するには、少なくとも14会場、各4万人収容以上のスタジアムが必要となる。

ドイツは再びFIFAワールドカップという世界最大級の祭典を開催したい考えで、ドイツサッカー連盟(DFB)は2038年大会の招致計画を正式に発表し、もし実現しなければ2042年大会を代替案とする可能性も示した。
ドイツが最後にワールドカップを開催したのは2006年で、円滑なインフラと良好な雰囲気で今も広く記憶されている。そこから約20年後、同国は再び大会開催を目指しており、今回は単独ではないかもしれない。
仏独による主導権争い
当初はドイツ単独の招致構想だったものが、より大きな可能性へと発展している。フランスのマリナ・フェラーリ・スポーツ相は2026年7月23日、仏独による共同招致をめぐる協議が以前から進められていると明らかにした。
フェラーリ氏は、この潜在的な提携を、国際的な大規模スポーツイベントを開催するというフランスの広範な戦略の一環として位置づけた。
2030年ワールドカップはすでにスペイン、ポルトガル、モロッコで開催される予定で、南米では追加の記念試合も行われる。2034年大会はサウジアラビアが獲得している。
イングランドとイタリアもそれぞれ2038年大会への招致を独自に検討しており、欧州内で競争的な招致合戦になる可能性がある。FIFAはまだ公式の日程を発表しておらず、大会をめぐる本格的な争いは初期段階にとどまっている。
ワールドカップ招致に必要な条件
ドイツが招致する場合、少なくとも14のスタジアムが必要で、各会場は4万人以上を収容できなければならない。2006年大会時のドイツのインフラはその大部分を満たしていたが、スタジアムは老朽化し、基準は変化し、FIFAが求める規模や演出への期待は高まり続けている。