General Dynamics(GD)株、好決算とアナリストの投資判断引き上げを背景に52週高値を更新
重要ポイント
- •General Dynamicsは四半期EPS $4.10、売上高$13.48 billionを報告し、コンセンサス予想を上回るとともに、売上高は前年同期比10.3%増となった。
- •同社はAbrams戦車のエンジニアリングに関する$209 millionの契約変更を獲得し、同プログラムの総額は約$850 millionとなった。
- •アナリスト全体のコンセンサスは、平均目標株価$391.15のModerate Buyだが、Goldman SachsはSell評価を維持している。
- •General Dynamicsは1株当たり$1.59の四半期配当を発表し、株主還元の増加は12年連続となった。
- •最近の規制当局への提出書類では、Executive Vice Presidentと会社Directorによる取引を含む、目立った内部関係者の売却が示されている。

General Dynamics(NYSE: GD)は、米国最大級の防衛請負企業の1つであり、Gulfstream Aerospaceの親会社でもある。同社株は木曜日に上昇し、日中に$387.32まで上げた後、$386.87で取引を終え、52週高値を更新した。上昇率は3.8%だった。前日の終値は$373.16だった。この上昇は、世界的な軍事支出の増加や、西側諸国による弾薬・装備備蓄の補充に向けた取り組みを背景に、防衛セクター株への投資家の関心が高まっていることを反映している。GDの堅調な業績、新たな契約獲得、そして一段と好意的なアナリスト評価が株価を押し上げた。
業績が予想を上回る
直近の四半期決算で、GDは1株当たり利益(EPS)$4.10を計上し、コンセンサス予想の$3.67を$0.43上回った。売上高は$13.48 billionとなり、アナリスト予想の$12.70 billionを上回り、前年同期比で10.3%増加した。アナリストは、現在の会計年度の通期EPSを$16.66と予想している。同株は現在、株価収益率(P/E)24.29、時価総額$104.73 billionで取引されている。GDは、Aerospace、Marine Systems、Combat Systems、Technologiesの4つの事業セグメントで事業を展開しており、成長は各部門に広がっている。
アナリスト評価は強気に傾く
JefferiesはGDの目標株価を$400から$440に引き上げ、Buy評価を維持した。アナリストのSheila Kahyaogluは、第2四半期EPSを$3.98と予想し、市場コンセンサスの$3.95をわずかに上回る水準とした。Jefferiesは以前、同株の投資判断をHoldからBuyに引き上げており、その理由として、米海軍向けのVirginia級およびColumbia級を含む原子力潜水艦を建造する海洋部門の強さと、航空宇宙部門における良好な航空機構成を挙げていた。
Morgan Stanleyは目標株価を$435に引き上げ、Overweight評価を付与した。一方、Bank of AmericaはBuy評価で目標株価を$415としている。Goldman Sachsは目立った例外で、Sell評価と$313の目標株価を維持している。
アナリスト全体のコンセンサスは「Moderate Buy」で、平均目標株価は$391.15となっている。カバーしているアナリストのうち、2人がStrong Buy、13人がBuy、5人がHold、1人がSellとしている。Wall Street Zenは6月にGDをStrong Buyへ引き上げた一方、Deutsche Bankは$377の目標株価でHold評価を維持している。
テクニカル面では、50日移動平均は$354.33、200日移動平均は$351.26で、いずれも現在の取引価格を大きく下回っている。
契約獲得
General Dynamics Land Systemsは、米国Department of WarとのAbrams Engineeringプログラム契約について$209 millionの変更を獲得し、契約総額は約$850 millionとなった。Abramsは陸軍の主力戦車であり、このエンジニアリングプログラムは継続的な近代化の取り組みを支えるものだ。これとは別に、Allison Transmissionは、ドイツ連邦軍向けに製造されているEAGLE Series車両について、General Dynamics European Land Systemsとの供給契約を発表した。
配当と財務指標
GDは1株当たり$1.59の四半期配当を発表し、支払日はAugust 7。年率換算では$6.36となり、利回りは約1.6%となる。同社は12年連続で増配している。配当性向は40.03%、直近四半期の自己資本利益率(ROE)は17.41%だった。
機関投資家と内部関係者の動向
機関投資家はGD株の86.14%を保有している。ここ数カ月は内部関係者による売却が目立っている。EVPのMark Lagrand Burnsは5月に36,480株を平均価格$345.29で売却し、DirectorのMark Malcolmは6月に5,480株を1株$365.00で売却した。内部関係者は現在、同社の1.40%を保有している。
経営陣の移行
General CounselのGreg Gallopoulosは2026年末に退任する予定で、Nick Barnabyが2027年に同職に就任する。この移行は秩序立ったものと説明されており、投資家から重大な懸念は示されていない。
オプション取引も活発化しており、最近は3,761枚の契約が取引され、コールオプションに偏っていた。