ニュースマクロ物議を醸すトランプ政権DHSの住宅侵入メモ、FOIA回答でICE弁護士によるメールだったと分析者が指摘

物議を醸すトランプ政権DHSの住宅侵入メモ、FOIA回答でICE弁護士によるメールだったと分析者が指摘

著者: Rawstory·

重要ポイント

  • 当初の主張は、ICE捜査官が司法令状なしに民間人の住宅へ立ち入ることを認めるものとされる国土安全保障省の文書に関わるものであった。
  • アリソン・ギル氏は、自身のFOIA請求により、この指針が法律顧問室のメモに基づくものではなかったことが示されたと述べた。
  • DHSは、背後にある記録を、ICE首席法律顧問室の法務責任者アダム・ロイアコノによるメールと特定したと報じられている。
  • ギル氏は、このメールが政策として採用されたものであれば、保護対象の審議過程の助言ではなく作業法に該当する可能性があると主張した。
  • 同じICEの弁護士は、HHS施設での同伴者のいない未成年者に対するミランダ警告なしの取調べを正当化するメール形式の意見書を以前に書いたと報じられていた。
物議を醸すトランプ政権DHSの住宅侵入メモ、FOIA回答でICE弁護士によるメールだったと分析者が指摘

法律アナリストの一人によれば、トランプ政権で最も論争を呼んだ法的文書の一つは、実は完全なまやかしだった可能性があるという。

昨年、ドナルド・トランプ大統領の下で国土安全保障省(DHS)は、移民・税関執行局(ICE)の捜査官に対し、司法令状なしに民間人の住宅へ立ち入る法的権限を有すると指示するメモを発出したとされる。この開示は法律界に衝撃を与え、多くの専門家が、これは憲法修正第4条のプライバシー保護に対する明白な侵害だと主張した。この懸念には確立した法理が背景にある。ICEの執行活動は、裁判官ではなく同機関自身の職員が署名した行政令状に日常的に依存しており、連邦裁判所は、そのような文書は同意なく捜査官に住宅への立ち入りを認めるものではないと判断してきた。

法律アナリストのアリソン・ギル氏は、自身のSubstackニュースレターの中で、この報道が最初に表面化した時点で直ちに当該メモについて情報自由法(FOIA)に基づく請求を行ったと記している。1966年に制定された連邦の公文書公開法であるFOIAは、各省庁に対し該当記録を検索し公開することを義務付けるが、内部的な法的審議に関する特権を含む適用除外に基づく保留を認めており、この例外規定は政府の指針をめぐる多くの紛争の中心にある。この請求に対する回答は、答えよりも多くの疑問を生む結果となった。

「本日、国土安全保障省から回答を受け取ったが、トッド・ライオンズ・メモを支える法律顧問室のメモは存在しないことが判明した」とギル氏は指摘した。「それは、ICE首席法律顧問室(Office of the Principal Legal Advisor)の執行・訴訟担当副首席法律顧問(Deputy Principal Legal Advisor for Enforcement and Litigation)であるアダム・ロイアコノが書いたメールだった」

ここで言及されているのは、ICEを代理長官(acting director)として率いるトッド・ライオンズ氏である。このFOIA回答は、組織上の区別も浮き彫りにしている。ICEの首席法律顧問室は執行機関自身の内部法務部門であり、ワシントンで省の頂点に位置するDHS法律顧問室(Office of the General Counsel)とは別個の組織である。

「アダム・ロイアコノは、保健福祉省(HHS)の施設における同伴者のいない未成年者に対する取調べを、ミランダ警告なしで行うことを法的に正当化する意見書(メールによる)を書いた同一の弁護士だ」と同氏は付け加えた。

ミランダ警告は、身体拘束下の尋問の前に被疑者に権利を告知することを求めた1966年の連邦最高裁判決「ミランダ対アリゾナ州事件」に由来する。

「彼がこれらをメールの形で書いているのは公開義務を回避するためかどうかは分からないが、それは問題ではないはずだ。作業法として採用された政策はいかなるものであれ、彼らが、下に示す黒塗り部分を正当化する根拠として主張している特権を放棄することになる」とギル氏は、自身のニュースレターで共有したDHSからの該当文書に言及しつつ書いた。

同氏の「作業法」という枠組みは、FOIAにおいて認められた法理を援用するものだ。連邦最高裁の先例によれば、審議過程特権は、意思決定前の助言ではなく機関の最終的かつ運用上の政策を体現する記録を保護しない。実際の運用で採用されたメール形式の法的根拠がそのような「作業法」に該当するか否かは、FOIAの実務において、行政不服申立てや黒塗りをめぐる訴訟を通じて解決されることの多い問題である。

出典:Raw Story