ニュース株式バンダン・ライフのアヴィナーシュ・アガルワル氏、インドの多様な収益ストーリーがFII(外国機関投資家)を呼び戻す可能性があると指摘

バンダン・ライフのアヴィナーシュ・アガルワル氏、インドの多様な収益ストーリーがFII(外国機関投資家)を呼び戻す可能性があると指摘

著者: Economic Times Markets·

重要ポイント

  • 外国機関投資家は、割高なバリュエーションと鈍化する企業収益成長を嫌気し、過去2年間でインド株をネットで売却してきました。
  • バンダン・ライフのアヴィナーシュ・アガルワル氏は、一貫した成長とより高い収益の見通しを持つインドの多様な大手企業基盤を挙げ、FIIの売却は反転する可能性があるとみています。
  • インド株は、6月と7月に2か月連続で1%超の月次リターンを記録した後、安定の兆しを示しています。
  • 8月に入って外国機関投資家の資金流入は概してプラスであり、海外資本が徐々にインドへ戻りつつある可能性を示しています。
  • 民間セクターの設備投資関連の発表は過去12~18か月間低調にとどまっており、インタビューでは、遅れた投資サイクルがインド企業の収益成長を後ずれさせる可能性について検証されました。
バンダン・ライフのアヴィナーシュ・アガルワル氏、インドの多様な収益ストーリーがFII(外国機関投資家)を呼び戻す可能性があると指摘

外国機関投資家(FII)は、市場のプレミアム評価と企業収益の減速を背景に、過去2年間にわたりインド株の純売り手(ネット売り)となっています。取引所およびデポジトリ(証券保管機関)のデータを通じて日々追跡される彼らの売買は、インドに対する海外勢のセンチメントを測る最も注目されるバロメーターの一つであり、だからこそトレンドの転換は広く注目を集めます。バンダン・ライフ(Bandhan Life、旧称エゴン・ライフ〈Aegon Life〉、バンダン・グループが設立した保険会社)のシニア・バイスプレジデント兼エクイティ・ヘッドであるアヴィナーシュ・アガルワル(Avinash Agarwal)氏は、この潮流が転換する可能性があると考えています。同氏は、インドには一貫した成長とより高い収益の見通しを備えた多様な大手企業群が存在すると主張しています。

ETMarkets Smart Talkシリーズの最新回(元のインタビュー)で、アガルワル氏は市場展望、収益、設備投資、資金フローにわたる質問に応じました。取り上げられたテーマは以下の通りです。

市場の安定化。 インド株は6月と7月に2か月連続で1%を超えるリターンを記録した後、安定の兆しを見せており、アガルワル氏はこの環境下で市場をどう見ているのかを問われました。

第1四半期の決算。 6月期決算の大半がすでに発表された今、議論は第1四半期(Q1)の数値と経営陣のコメントが何を示唆しているのかに向けられました。

民間設備投資。 民間セクターの設備投資(キャペックス)関連の発表——つまり企業が生産能力拡大のために新たな資金を投じることであり、将来の収益成長への重要な投入要素です——は過去12~18か月間低調にとどまっており、投資サイクルの遅れがインド企業(India Inc.)の期待される収益成長を後ずれさせる可能性があるのか、また民間設備投資の見通しが企業収益に何を意味するのかという問いが持ち上がりました。

FIIの資金フロー。 8月に入ってから外国機関投資家の資金流入は概してプラスとなっており、「スマートマネー」が徐々にインドへ戻りつつあると言えるのかという問いが提起されました。

バリュエーション。 2026年上半期に見られた調整を受け、インタビューではインドのバリュエーション・プレミアムが是正されたのか、またされていないのであれば、他の新興国市場と比較してインドが引き続きプレミアムなバリュエーションを維持できるのかが検証されました。

過熱感と割安性。 対談ではまた、投資家が避けるべき市場の過熱した部分(フロス)が存在するのか、また上昇局面にもかかわらず依然として妥当なバリュエーションを示すセクターはどこなのかについても言及されました。

IPOパイプライン。 最後に、アガルワル氏は、数か月の中断を経て再び「ダラル街(Dalal Street)」——インドの株式市場の通称——に登場し始めた新規公開株(IPO)についての見解を問われました。これは一次市場のリスク選好を映す窓となります。総じて、これらの質問は、投資家が今後数か月で検討している変数——第1四半期の決算が持続的な回復を示すのか、民間設備投資がいつ回復するのか、そして8月の海外資金フローの転換が続くのか——を浮き彫りにしています。質疑応答の全文は、上記リンクの元のETMarkets記事でご覧いただけます。