EUR/USDの1.1600のオプション満期が米雇用統計前の取引を抑制する可能性
重要ポイント
- •EUR/USDには当日注目すべき1.1600水準の主要なオプション満期がある。
- •この満期は相場の重しとなり、値動きを抑える要因になるとみられる。
- •月曜日、ユーロはドルに対してわずかに上昇した唯一の主要通貨だった。
- •短期的な下値は1.1568の100日移動平均付近、上値は1.1630の200日移動平均付近に見込まれる。
- •トレーダーの関心は金曜日の米雇用統計に向かっており、ドル相場の方向性を左右する可能性がある。

その日に注目すべきオプション満期は、下記で太字表示されている1つだけと言ってよいでしょう。
EUR/USDの1.1600水準です。
新しい月の آغازではあるものの、EUR/USDの構図は直近のパターンと大きく変わっていません。1.1600の満期は、主要なテクニカル上の意味合いとは結びついていないものの、当面の値動きを抑える方向に働く要因になる可能性があります。
これは月曜日にも見られたことで、ユーロは対ドルで主要通貨の中でほぼ唯一、わずかに上昇しました。一方、他の通貨は総じて動きが鈍く、トレーダーは先週金曜日のFed議長ウォルシュによるタカ派的な発言を引き続き織り込んでいました。こうした環境では、短期の満期は通常より重要になることがあり、すでに日中取引の目安となっている近接水準を強める可能性があります。
この満期は、1日を通して1.1600付近での取引を抑える可能性があります。下値は1.1568の100日移動平均付近でより限定される一方、上値は1.1630の200日移動平均によって抑えられる可能性が高いでしょう。そのため、広い値動きも当面はこの範囲内に収まると見込まれます。
より大きな視点では、焦点は引き続きドルのセンチメントにあり、トレーダーは次に金曜日の米雇用統計へ注目を移すことになります。したがって、1.1600付近は、週後半の本番を前にデータ感応的な展開が続く局面での基準点となりそうです。
このデータの使い方については、こちらの投稿をご参照ください: https://investinglive.com/Education/!/forexlive-education-option-contracts-their-impact-and-how-to-trade-off-them-20161116/