ニュース暗号資産Cboe、3倍レバレッジのBitcoinおよびEthereum先物ETFの上場承認をSECに申請

Cboe、3倍レバレッジのBitcoinおよびEthereum先物ETFの上場承認をSECに申請

著者: DefiLiban·

重要ポイント

  • Cboeは、BitcoinとEthereumへの3倍エクスポージャーを持つ先物ETFの上場承認をSECに求めています。
  • 提案されたファンドは、現物のBitcoinやEtherを直接保有するのではなく、先物契約を用います。
  • この申請はまだ規制審査中で、承認されていません。
  • Volatility Sharesはすでに米国市場で2倍のEthereum先物ファンドを提供しています。
  • 3倍レバレッジのファンドは日々の値動きを増幅させ、通常は短期利用向けに設計されています。
Cboe、3倍レバレッジのBitcoinおよびEthereum先物ETFの上場承認をSECに申請

Cboeは、BitcoinとEthereumへの3倍レバレッジを提供する上場投資信託(ETF)の上場を認めるよう米国証券取引委員会(SEC)に求めており、承認されれば米国投資家向けとしてはこれまでで最も高いレバレッジを持つ暗号資産ETFが登場することになります。提案されたファンドはスポット保有ではなく先物ベースの商品を通じて3倍のエクスポージャーを提供するもので、現在も規制当局の審査待ちで、未承認です。

CboeがSECに承認を求めている内容

Cboeは、BitcoinとEthereumへの3倍レバレッジを提供する先物ETFを上場するため、米国証券取引委員会に申請しました。これは、取引所がSECを通じて提出したルール申請によるものです。この要請は規制審査中であり、まだ承認されていません。

これらの商品は、現物のBitcoinやEtherではなく先物契約を基に構成されています。この違いは重要で、ファンドは基礎となるトークンを直接保有するのではなく、レバレッジをかけた先物ポジションを追跡するためです。これは既存のレバレッジ型暗号資産ETFでもすでに採用されている設計です。

申請はCboeのBZX取引所を通じて行われており、そのルール申請はSECの自主規制機関による審査プロセスの対象となります。BZXはすでに複数の米国スポット暗号資産ETFの上場先として機能しているため、今回の3倍レバレッジ申請は新たな制度を開くものではなく、既存の暗号資産上場の枠組みを拡張するものです。通常の審査手続きでは、提案されたルール変更が連邦官報に掲載されてからSECは原則として45日以内に承認または否認を行う必要があり、必要に応じてその期間を延長できます。申請が受理された後は、その期限が次の注目すべき節目になります。承認は保証されておらず、現時点ではあくまで提案にとどまっています。

Volatility Sharesの既存の2倍ETHファンドが重要な理由

3倍商品への動きは、Volatility Sharesの既存の2倍Ethereumファンドへの注目を受けたものです。このファンドはEther先物への2倍レバレッジを提供しています。同商品の詳細は発行体のファンドページで公開されています。

その重要性は明確です。2倍レバレッジのEthereum先物ファンドはすでに米国市場で取引されており、規制上の前例と、レバレッジ型暗号資産商品への投資家需要の存在を示しています。Cboeの3倍申請は、そのレバレッジをさらに高めるものです。

レバレッジ型暗号資産への需要は、スポット商品からデリバティブまで、規制下にある暗号資産商品の幅広い拡大と並行して進んでいます。CME GroupがBitcoinおよびEthereumの先物・オプション取引を24時間365日で開始する動きも、2大暗号資産への継続的かつレバレッジの効いたアクセスを求める同様の需要を反映しています。

3倍承認が競争とトレーダーに与え得る影響

2倍の例から3倍のエクスポージャーへ移ると、利益と損失の双方が拡大します。3倍レバレッジのファンドは、原資産である先物の1日ごとの価格変動により敏感で、上昇局面だけでなく下落リスクも増幅します。

この感応度は、こうしたファンドの構造に由来します。レバレッジETFは通常、毎取引日ごとにエクスポージャーをリセットするため、保有期間が1日を超えると、同期間における原資産の値動きの単純な倍率とは結果が乖離することがあります。これは、レバレッジ型ファンドの発行体が、長期保有ではなく短期利用向けの商品として説明する際に、商品開示で指摘する特性です。

BitcoinとEthereumの双方を対象とする今回の申請は、レバレッジ型暗号資産商品を組成する発行体と取引所の競争激化を示しています。同様の競争構図は、SECが暗号資産ETFに関する新基準を承認した後も含め、スポット商品でも展開されてきました。

Cboeの申請は、The Block によって、3倍BitcoinおよびEther ETFに関する米国初の申請として報じられました。SECはまだ公的な判断日を設定しておらず、結果は申請内容の審査次第です。