ニュースマクロカナダ7月の雇用増加は7.51万人、失業率は6.4%に低下

カナダ7月の雇用増加は7.51万人、失業率は6.4%に低下

著者: ForexLive·

重要ポイント

  • カナダは2026年7月に75,100人の雇用を追加し、経済学者が予測した15,000人の増加を大きく上回った。
  • 失業率は6.4%に低下し、2年ぶりの低水準となった。
  • 7月は労働市場の改善が3ヶ月連続となり、4月以降の累積雇用増加数は181,000人に達した。
  • 平均時給の前年比上昇率は7月に2.8%に減速し、前月の3.3%から低下した。
  • カナダ銀行は、堅調な雇用拡大と賃金インフレの鈍化の組み合わせを、より均衡に近づく労働市場と整合的であると評価している。
カナダ7月の雇用増加は7.51万人、失業率は6.4%に低下

カナダの労働市場は2026年7月にさらに改善し、雇用が75,100人増加して、経済学者が予測した+15,000人を大幅に上回った。失業率は6.4%にわずかに低下し、2年ぶりの低水準となり、6.5%の予測を下回った。

7月の労働力調査の主要データ

  • 雇用変動: +75.1K(予想+15K;前月+18.2K)
  • 失業率: 6.4%(予想6.5%;前回6.5%)
  • フルタイム雇用: +38.6K(前回+0.6K)
  • パートタイム雇用: +36.6K(前回+17.5K)
  • 労働力参加率: 65.1%(前回65.0%)
  • 平均時給前年比: 2.8%(前回3.3%)

幅広い雇用増加

雇用の増加はフルタイムとパートタイムのポジションで均等に分かれ、労働市場環境の改善が3ヶ月連続で記録され、4月以降の累積雇用増加数は181,000人に達した。民間部門の採用と自営業が引き続き拡大を牽引した一方、公共部門の雇用は減少した。

雇用創出は業種全体で幅広く見られ、以下の業種が牽引した:

  • 卸売・小売業
  • 金融、保険、不動産、賃貸・リース
  • 専門・科学・技術サービス
  • 建設

これらの増加は、公共行政および農業の減少によって一部相殺された。

地域別の動向

地域別では、オンタリオ州が新規雇用の最大の割合を占め、ブリティッシュコロンビア州、マニトバ州、ノバスコシア州も雇用の増加を記録した。

人口動態の傾向

報告書はまた、複数の人口グループにおいて労働市場環境が改善していることを示した。コア年齢層(25~54歳)の労働者、特に女性の雇用が増加し、女性の失業率は5.2%に低下した。若年層の失業率は12.6%で安定し、4月のピークを大きく下回る水準を維持した。また、全体の就職率は前年同月比で改善し、失業者がより容易に仕事を見つけられるようになっていることを示唆している。

賃金上昇が減速

雇用拡大が強さを示す一方で、賃金上昇圧力は引き続き緩和した。平均時給は前年比2.8%の上昇にとどまり、6月の3.3%から減速した。これは、カナダの労働市場が底堅さを維持しつつも、賃金インフレが和らぎつつあることを示している。雇用成長の加速と賃金インフレの減速の組み合わせは、カナダ銀行がより均衡に向かう労働市場と整合的であると指摘したデータ構成であり、8月の労働力調査は同銀行の次回金利決定に先立つ最後の主要データ発表の一つとなる予定である。

出典: ForexLive / InvestingLive