BNB Chain、トークン化株式・ETFで10億ドルを突破した初のブロックチェーンに
重要ポイント
- •BNB Chainは、トークン化株式・ETFで10億ドルを突破した初のブロックチェーンとなり、時価総額11億ドルはセクター全体の約30%を占めた。
- •火曜日に公開されたBinance Researchの報告によると、同ネットワークは180万アドレスがトークン化株式を保有し、全保有者の45%を占め、採用面でも首位を維持している。
- •トークン化株式市場全体は9月に前月比約17%増の33億5,000万ドルに上昇し、8月から約4億8,000万ドル増加した。
- •BNB Chainの市場シェアは、セクター規模が7億1,900万ドルだった1月の13%から上昇した一方、イーサリアムのシェアは約48%から22%に低下した。
- •Duneの最新報告は、トークン化資産が伝統市場の動きと必ずしも連動しないことを明らかにしており、オンチェーン株式商品が対象資産をどの程度反映しているかへの注目が続いている。

BNB Chainは、トークン化株式市場全体が37億ドルに拡大する中、トークン化株式および上場投資信託(ETF)で10億ドルを突破した初のブロックチェーンとなった。
トークン化株式とは、伝統的な株式やETFエクスポージャーをブロックチェーン上で表現したものであり、従来は証券会社や決済システムを通じて取引されてきた商品へのオンチェーンでのアクセスをユーザーに提供する。
オンチェーン分析プラットフォームToken Terminalのデータによると、執筆時点でBNB Chain上のこのセクターの時価総額は11億ドルに達し、市場全体の約30%を占めている。イーサリアムが8億2,800万ドル(22%)で2位、ソラナが7億3,800万ドル(20%)で3位となった。市場全体は8月の28億7,000万ドルから9月には約17%増の33億5,000万ドルに上昇しており、増加額は約4億8,000万ドルに相当する、と同じデータは示している。
暗号資産取引所Binanceに関連するレイヤー1ブロックチェーンであるBNB Chainは、採用面でも首位を維持している。火曜日に公開されたBinance Researchの報告によると、このネットワーク上では180万のアドレスがトークン化株式を保有しており、全体の45%を占めている。これにより、BNB Chainは保有額と保有者数の両方でセクター最大のネットワークとなった。このチェーンでは、取引所のトークン化株式サービスであるBinance bStocksや、トークン化された米国株式・ETFへのオンチェーンアクセスを提供するOndo Global Marketsなどの商品が展開されている。
セクターは、市場規模が7億1,900万ドルだった1月以降、5倍以上に成長した。Token Terminalによると、当時はイーサリアムが市場の約48%、ソラナが31%、BNB Chainはわずか13%を占めていた。これらの数字は、年内を通じてシェアがBNB Chainへ大きくシフトしたことを示している。1月時点で上位3ネットワーク中最小だったネットワークが現在ではセクターを牽引し、イーサリアムのシェアは市場の約半分から22%へと低下した。
この節目は、トークン化資産が伝統市場の動きと必ずしも連動しないというDuneの報告に続くものだ。セクターの拡大が続く中、この知見により、オンチェーン株式商品が対象資産をどの程度正確に追跡しているのかという中心的な問いに注目が集まり続けている。