ニュース暗号資産米国のスポット暗号資産ETFに7億600万ドルの資金流入、ビットコインとイーサリアムの需要が急増

米国のスポット暗号資産ETFに7億600万ドルの資金流入、ビットコインとイーサリアムの需要が急増

著者: CryptoMeter io·

重要ポイント

  • スポットビットコインETFは8月19日、5億1,720万ドルの純流入を記録し、5月上旬以来となる最大の日次流入となった。
  • ブラックロックの「IBIT」は約2億8,470万ドルでビットコインETFの流入を牽引し、この日のカテゴリー全体の半分以上を占めた。
  • イーサリアムETFは約1億8,900万ドルの流入となり、2025年10月以来の最大の単日流入を記録。ブラックロックの「ETHA」が約1億2,200万ドルを寄与した。
  • ビットコインとイーサリアムのETF流入は合計で約7億600万ドルに達し、ビットコインにとどまらない機関投資家の幅広い参加を示した。
  • ソラナとXRPのETFもプラスの資金フローを記録したが、その流入規模はビットコイン・イーサリアムファンドよりはるかに小さかった。
米国のスポット暗号資産ETFに7億600万ドルの資金流入、ビットコインとイーサリアムの需要が急増

米国のスポット暗号資産ETF(上場投資信託)には8月19日、ビットコインとイーサリアムの商品を合わせて7億600万ドルの資金が流入した。暗号資産市場全体の急騰が機関投資家の需要回復を示唆する中での動きだった。これらのファンドはデリバティブ契約ではなく原資産のコインを直接保有し、通常の証券口座を通じて従来の投資家に暗号資産へのエクスポージャーを提供するため、その日次の資金フローはデジタル資産に対する機関投資家の関心を測る最も注目度の高い指標の一つとなっている。

ビットコインETFが流入を主導

スポットビットコインETFは8月19日、5億1,720万ドルの純流入を記録し、5月上旬以来となる最も強い一日となった。ブラックロックの「IBIT」は約2億8,470万ドルで首位となり、この日のビットコインETF全体の流入額の半分以上を占めた。IBITは、このカテゴリーが2024年1月に米国で登場して以来、資産残高で最大のスポットビットコインETFであり続けており、その日次の流入額は常にグループ全体の数字の中核を成している。

流入の急増は、ビットコインが69,000ドルを上抜けた動きと時期を同じくしている。投資家が流動性期待の改善とリスク資産全体の回復に反応する中、この暗号資産は取引セッション中に6%超上昇した。

イーサリアムは数か月ぶりの最大の日次流入

イーサリアムETFは8月19日に約1億8,900万ドルの流入があり、2025年10月以来となる最大の単日流入を記録した。ブラックロックの「ETHA」がこのうち約1億2,200万ドルを占めた。米国のスポットイーサリアムファンドは、最初のビットコイン商品の約6か月後となる2024年7月に取引を開始し、ETHAはその後、資産残高でイーサリアムグループ最大のファンドへと成長した。

ビットコインとイーサリアムのETF流入を合わせると約7億600万ドルに達し、機関投資家の買いがビットコインだけにとどまらず幅広く広がっていることを示唆している。

アルトコインファンドは大きく出遅れ

ソラナとXRPのETFもプラスの資金フローを記録したが、その合計は2大暗号資産を大きく下回った。入手可能な市場データでは、ソラナの流入は約250万ドル、XRPは約235万ドルとされている。いずれの製品ラインも米国スポットETF市場への参入はビットコインおよびイーサリアムファンドより後であり、運用資産残高は先行する2カテゴリーのごく一部の規模にとどまっている。

一方、Hyperliquidの「HYPE」は逆方向に動き、報告では約200万ドルの流出が示されている。この乖離は、新興商品が注目を集める中でも、機関投資家の需要が最大の暗号資産に集中し続けていることを際立たせている。

最新の数字は、資金フローが弱い時期を経て、ETF需要が再び高まっていることをより強く示すシグナルとなっている。報告によれば、今後のセッションで流入が続けば、機関投資家がデジタル資産へのエクスポージャーを再構築しつつあることのさらなる証拠になるという。