ニュース株式バークシャー・ハサウェイの2026年第2四半期利益、過去最高の現金残高を背景に前年同期比で2倍超に増加

バークシャー・ハサウェイの2026年第2四半期利益、過去最高の現金残高を背景に前年同期比で2倍超に増加

著者: Blockonomi·

重要ポイント

  • バークシャー・ハサウェイの2026年第2四半期純利益は、株式投資ポートフォリオの160億8000万ドルの未実現利益を主因として、前年同期比107.5%増の256億7000万ドルに急増した。
  • ウォーレン・バフェットが従来重視してきた業績指標である営業利益は、当四半期に16.3%増の129億ドルとなった。
  • 同社は2026年第2四半期に45億3000万ドルの自社株を買い戻し、上半期の買い戻し総額は47億6000万ドルとなった。
  • バークシャーの現金ポジションは2026年6月30日時点で過去最高の3592億ドルに達し、魅力的な評価額での買収先を見つけることの難しさを反映している。
  • 保険フロートは2026年年中以降で約1775億ドルとなり、2025年末と比較して約11億ドルの増加となった。
バークシャー・ハサウェイの2026年第2四半期利益、過去最高の現金残高を背景に前年同期比で2倍超に増加

バークシャー・ハサウェイは、CEOグレッグ・アベルのリーダーシップの下、2026年8月8日(土曜日)に堅調な2026年第2四半期の業績を発表し、純利益は123億7000万ドルから256億7000万ドルへと107.5%急増した。この業績は、ウォーレン・バフェットのCEO退任後、アベルのリーダーシップの下での最初の完全な報告期間の一つであり、コングロマリットの運営規律と資本配分哲学が新たな管理体制下でも一貫して維持されるかどうかについて、投資家に初期の判断材料を提供するものである。

平均相当B種株式あたり利益は107.8%増の11.91ドルとなり、A種株式1株あたり利益は前年同期の8,601ドルから17,868ドルに上昇した。

大幅な利益増加は、主にバークシャーの株式投資ポートフォリオの160億8000万ドルの未実現利益によって牽引された。Apple、Alphabet、American Express、Bank of America、Coca-Colaなどの企業への主要持分が、当四半期中に多大な評価益を生み出した。2018年の会計基準変更により、企業は未実現の投資損益を損益計算書に反映することが義務付けられて以来、バークシャーの報告される純利益は市場の変動に対してより感応性を持つようになった。これは、バフェットが四半期の純利益数値が企業の基礎的な業績を評価する上で誤解を招く可能性があると長年警告してきた理由でもある。

営業利益、すなわちウォーレン・バフェットが基礎的なビジネスパフォーマンスの評価に従来好んで使用してきた指標は、16.3%増の129億ドルとなった。

$BRK.B (Berkshire Hathaway) #earnings are out: pic.twitter.com/gDemMVDGuB — The Earnings Correspondent (@earnings_guy) August 8, 2026

自社株買いが加速

第2四半期中、バークシャーは45億3000万ドル相当の自社株を買い戻し、第1四半期の活動から目立って増加した。第1四半期の買い戻しと合わせて、同社は2026年上半期に総額47億6000万ドルを株主に還元した。

バークシャーの買い戻しの枠組みは、経営陣が株価が内在価値を下回っていると判断し、かつ現金準備が300億ドルを超えて維持されている場合にのみ、自社株買いを許可している。

買い戻し活動の増加は、6月末時点の3592億ドルという過去最高の現金ポジションと同時に発生した。現金準備の増加は複数四半期にわたるトレンドであり、保険・産業セクターの同業他社が取引を追求し続ける中、バークシャーの経営陣が魅力的とみなす評価額での買収先を見つけることの難しさを反映している。

2026年上半期の業績

2026年上半期について、バークシャーの純利益は110.7%増の358億ドルとなり、営業利益は同期間に16.9%増の243億ドルとなった。上半期の平均相当B種株式あたり純利益は7.87ドルとなり、2025年の比較可能期間と比較して110.8%の増加を示した。

バークシャーの保険フロート、すなわち請求が支払われる前に同社が投資できる純保険負債は、2026年6月30日時点で約1775億ドルとなり、2025年末と比較して約11億ドルの増加となった。

2026年6月30日時点で、バークシャーは1,431,693株のA種相当株式を発行済みとしており、この数字は同社の継続的な自社株買いプログラムを反映している。