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バルチック海運指数、3連落で2,939ポイントに下落

著者: Hellenic Shipping News·

重要ポイント

  • バルチック海運指数は2026年8月13日に約3.5%下落し、2,939ポイントとなった。3連落で8月4日以来の低水準。
  • ケープサイズ船セグメントが5.8%安の4,712ポイントと下落を主導し、鉄鉱石や石炭の主要海運ルートでの需要軟化が要因。
  • パナマックス指数は10取引日連続の上昇が終了し、0.4%安の2,302ポイントとなり、中型船舶の需要が小幅に反落。
  • スープラマックス指数は唯一の上昇区分で、0.2%高の1,603ポイント。セメントや肥料など多様な商品貿易に支えられた。
  • BDIは乾ばら積み商品の海運市場指標であるが、コンテナ貨物、原油、LNGを除外しており、世界貿易指標としての範囲は限定的。
バルチック海運指数、3連落で2,939ポイントに下落

バルチック取引所の乾ばら積み貨物運賃指数は、2026年8月13日(水)に3取引日連続で下落し、約3.5%安の2,939ポイントとなり、8月4日以来の低水準を記録した。

バルチック海運指数(BDI)は、ロンドンのバルチック取引所が毎日発表する総合指標である。鉄鉱石、石炭、穀物などの乾ばら積み商品を輸送する船舶の世界的な運賃動向を追跡する。この指数は複数の船舶サイズ区分にわたる運賃評価を統合しており、乾ばら積み海運の需要やより広範な商品貿易動向の指標として広く用いられている。対象となる商品は工業生産、建設、農業の原料となるため、BDIは世界経済活動の先行指標として引用されることもある。ただし、コンテナ貨物、原油、LNG輸送を除外しており、世界貿易の全容ではなく海運市場の需給動向を反映するものである。

ケープサイズ船セグメントが下落を主導

ケープサイズ指数は5.8%下落し、4,712ポイントとなった。ケープサイズ船は最大級の乾ばら積み船であり、通常、鉄鉱石や石炭を含む約15万トンの貨物を輸送する。このセグメントは、鉄鉱石の主要輸出国であるオーストラリアやブラジルから、世界最大の鉄鋼生産国かつ鉄鉱石輸入国である中国への大型貨物ルートに需要が集中するため、運賃変動が最も顕著になることが多い。

パナマックス指数、10取引日連続上昇に終止符

パナマックス指数は10取引日連続の上昇を終え、0.4%安の2,302ポイントとなった。パナマックス船は、パナマ運河の旧閘門を通航できる最大規模の船舶に由来する名称で、一般的に石炭や穀物などの約6万〜7万トンの貨物を輸送する。過去10取引日の上昇は中型ルートでの安定した需要を示唆していたが、水曜日の控えめな反落となった。

スープラマックス指数は小幅上昇

より小型の船舶区分では、スープラマックス指数が0.2%上昇し、1,603ポイントとなった。スープラマックス船は船載クレーンを備えた中型ばら積み船であり、岸壁設備のない港湾でも荷役が可能である。セメント、肥料、鉄鋼製品などの商品を輸送することが多く、ケープサイズ船セグメントよりも多様な貿易を担っている。

出典:Trading Economics