2026年8月20日のアジア太平洋経済カレンダー:豪雇用統計と中国人民銀行の金利決定に注目
重要ポイント
- •オーストラリアの月次労働力調査報告が発表される予定で、失業率、雇用、労働参加率のデータが含まれます。
- •オーストラリア準備銀行(RBA)は、キャッシュレート(政策金利)の決定を検討する際、労働市場の動向を判断材料としています。
- •中国人民銀行(PBoC)は2026年8月20日に1年物および5年物ローンプライムレート(LPR)を決定する予定です。
- •1年物LPRは新規の企業向け・家計向けローンの大半の基準金利であり、5年物LPRは住宅ローン価格の基準です。
- •記事によると、今週、中国がLPRを予想外に引き下げる可能性は否定できません。

2026年8月20日のアジア太平洋カレンダー:豪雇用統計と中国人民銀行の金利決定
2026年8月20日のアジア太平洋経済カレンダーは、オーストラリアの月次労働力調査報告と中国人民銀行の月次金利決定という2つの主要イベントが中心となっています。
オーストラリアの雇用統計
オーストラリアの月次雇用統計は本日発表される予定です。同統計はオーストラリア統計局(ABS)が公表しており、労働力調査では毎月、失業率、雇用者数の変化、労働参加率が報告されます。労働市場の動向は、オーストラリア準備銀行(RBA)がキャッシュレート(政策金利)の決定にあたり考慮する判断材料の一つであり、雇用、失業、参加率の月次変動は国内の金融政策論議に直接影響を与えます。執筆者によれば、雇用統計のプレビュー記事は改めて近く公開される予定です。
中国人民銀行の金利決定
中国人民銀行(PBoC)は本日、金利決定を行う予定です。同中央銀行の月次決定の対象は、中国の基準貸出金利である1年物および5年物ローンプライムレート(LPR)で、毎月20日(週末や祝日にあたる場合は翌営業日)に発表されます。1年物LPRは新規の企業向け・家計向けローンの大半の基準金利であり、5年物LPRは住宅ローン価格の基準となるため、いずれかの金利変更は経済全体の借入コストに波及します。また、中国人民銀行は毎営業日の朝にUSD/CNY(米ドル/人民元)の中心相場を設定しており、オンショア人民元はこの設定値を中心とした狭い変動幅内での取引が認められています。
政策見通しについて、執筆者は、今週、中国がLPRを予想外に引き下げる可能性は否定できないとする分析を引用し、中国人民銀行が本日、市場にサプライズをもたらす可能性があると指摘しました。