ALPS、Brian TurnbowをAI担当テクニカルディレクターに任命し、次世代データセンター開発を主導へ
重要ポイント
- •ALPSは、TWT、Unidata、CDLANでの勤務歴を持ちITNOGの取締役でもあるデジタルインフラのベテラン、Brian TurnbowをAI担当テクニカルディレクターに任命した。
- •新役職は、アーキテクチャと立地の評価や技術・産業パートナーとの連携を含む、ALPSのAIおよびハイパフォーマンスコンピューティングの技術戦略を担当する。
- •ALPSのエネルギー・トゥ・コンピュートアプローチは、エネルギーが既に存在する場所にデータセンターを配置し、再生可能エネルギーを統合し、遊休工業用地を再開発して系統接続や建物などの資産を再利用する。
- •Ternaのデータによると、イタリアのデータセンター系統接続申請は2026年8月31日時点で100GWを超え、2024年末の約30GWから増加しており、立地選定と接続リードタイムが極めて重要となっている。
- •イタリアが優先市場となり、ALPSはイタリアのエンジニアリング企業や産業企業と国内外のプロジェクトで連携する計画だ。

トレント(イタリア)、2026年10月15日 /PRNewswire/ — データセンターの設計・構築・運営を行うイタリアのスタートアップ企業ALPSは、Brian TurnbowをAI担当テクニカルディレクターに任命した。新設されたこの役職は、人工知能(AI)およびハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)分野への同社の技術的拡大を主導するものである。この人事により、ALPSのデータセンターにおける専門知識と、再生可能エネルギーの活用および既存資産の再利用による、より持続可能なコンピュートインフラの開発を目指す「エネルギー・トゥ・コンピュート」アプローチが結びつく。
2018年にトレンティーノ州で創業し、現在は4大陸で事業を展開するALPSは、エネルギーシステムと統合されたデータセンターを基盤として事業を築いてきた。同社は現在、そのノウハウをAIおよびHPCワークロードに活用しようとしている。
電力へのアクセスは、AIインフラ開発における主要な制約の一つとなっている。系統接続申請は、既に稼働中の電力ではなく、将来の容量需要を反映するものである。Ternaの2026年8月31日時点のデータによると、イタリアにおけるデータセンターの系統接続申請は100GWを超え、2024年末の約30GWから増加した。この増加により、立地選定と系統接続のリードタイムがプロジェクト計画にとって極めて重要となっている。
ALPSのエネルギー・トゥ・コンピュートアプローチは、意図的な選択に基づいている。すなわち、主要ハブの外を含め、エネルギーが既に利用可能な場所にデータセンターを配置することで、混雑した系統地域への依存を減らすことだ。同社は再生可能エネルギー源の統合と遊休工業用地の再開発を目指し、技術的に可能な限り存の系統接続、建物その他の資産を再利用する。目的は、地域資源を活用しながら、資産の再利用を通じて土地の占用量を抑え、新たな建設の必要性を減らす、より持続可能なコンピュートインフラを構築することである。この拡大は、事業計画に沿って継続中のALPSのマイニング事業を補完するものだ。
新役職において、Turnbowはアーキテクチャと立地の評価から技術パートナーや産業パートナーとの連携まで、ALPSのAI/HPC技術戦略を主導する。イタリアが優先市場となる。ALPSは国際的な専門知識をイタリアに持ち帰り、イタリアのエンジニアリング企業や産業企業と連携し、海外プロジェクトで培った彼らの専門性も活用していく方針だ。既存の系統接続や建物への依存が高いこのモデルにおいて、再開発の対象として特定される用地と参画するパートナーこそが、戦略の形となる最初の実践的な指標となるだろう。
「イタリアとヨーロッパには、私たちが活用できるエネルギー資源、産業資産、技術的専門知識があります」と、ALPSの最高経営責任者(CEO)兼共同創業者のFrancesco Buffaは述べる。「エネルギー・トゥ・コンピュートアプローチを通じて、私たちが事業を展開する地域のエネルギーと産業の潜在力を競争優位に変え、ヨーロッパのAI格差縮小に貢献したいと考えています」
Turnbowは、TWT、Unidata、CDLANで技術職を務めた経歴を持ち、通信・デジタルインフラ分野で25年以上の経験を持つ。ITNOGの取締役も務めている。
「AIインフラは、GPUの導入よりずっと前の段階から始まります」とBrian Turnbowは述べる。「すべてのプロジェクトは、単に利用可能な電力ではなく、支えるべきワークロードと顧客の要件から出発しなければなりません。私の目標は、これらの要件を一貫した設計判断に落とし込み、再生可能エネルギー源と既存資産を活用しながら、柔軟で拡張可能かつ持続可能なコンピューティング容量を構築することです」
ALPSについて
ALPSは、エネルギー集約型およびコンピュート集約型アプリケーション向けのデータセンターを設計・構築・運営しており、エネルギ専門知識とデータセンターのエンジニアリングおよび運営を組み合わせている。同社の国際的な成長は、2023年の4,000万ユーロの取引と2024年の1億500万ユーロのクラブディールを通じてAzimutに支えられてきた。
詳細はこちら: www.alps.it
SOURCE ALPS