売上高が予想を上回りEV出荷も好調、シャオミ株が5.6%急騰
重要ポイント
- •シャオミの2026年第2四半期の売上高は1,089億人民元で、前年同期比6.1%減となったもののアナリスト予想を上回った。
- •決算発表後、同社株は5.6%上昇し、27.64香港ドルとなった。
- •スマートフォンの平均販売価格は過去最高を記録し、部門の売上総利益率は予想を上回る8.5%となった。
- •EV・スマートカー部門は今四半期に104,199台を出荷し、EV「Pengcheng」の予約は同社の予想を上回った。
- •世界の月間アクティブユーザー数は過去最高の7億6,650万人に達し、経営陣はメモリコストの上昇が和らいでいると述べた。

主要ハイライト
- シャオミ(Xiaomi)の株価は、2026年第2四半期決算の発表を受けて5.6%急騰し、27.64香港ドルとなった。
- 第2四半期の売上高は1,089億人民元(約161.5億米ドル)に達し、前年同期比では6.1%の減少となったものの、アナリスト予想を上回った。
- スマートフォンの平均販売価格(ASP)は過去最高を更新し、メモリコストが高止まりする中でも、同部門の売上総利益率は予想を上回る8.5%となった。
- 電気自動車(EV)部門は第2四半期に104,199台を出荷。世界の月間アクティブユーザー数(MAU)は過去最高の7億6,650万人に達した。
- 経営陣はメモリ価格の上昇ペースが減速していると指摘。新発売のEV「Pengcheng」の予約は同社の予測を上回った。
シャオミの株価は火曜日、市場予想を上回る2026年第2四半期決算の発表を受けて5.6%急騰し、27.64香港ドルで取引を終えた。これにより、部品コストの高騰、スマートフォン需要の減速、さらに新規事業を同時に拡大していこうとする姿勢に対してくすぶっていた投資家の懸念が和らげられた。シャオミ(Xiaomi Corporation、XIACY)はこの日の香港市場で主要な値上がり銘柄の一つとなり、香港ハンセン指数はほぼ横ばいで推移した。
売上高は前年比で減少も市場コンセンサスを上回る
第2四半期の売上高は1,089億人民元、約161.5億米ドル相当となった。前年同期比では6.1%の減少となったが、2026年第1四半期比では9.9%の増加となり、アナリストのコンセンサス予想を上回った。
売上総利益は前年同期比17.2%減の216億人民元、営業利益は前年同期比19.1%減の109億人民元となった。これらの前年比での減少は、同社が以前から指摘していたメモリ部品価格の高止まりと競争圧力の高まりの影響を裏付けるものとなっている。
今四半期の調整後純利益は62億人民元となり、2026年第1四半期比で2.4%の増加を記録した。前年比の数字には圧力が残るものの、市場参加者の関心は前期比での改善と、コスト動向に関する経営陣の見通しに集まった。
同社はX上で決算内容を次のようにまとめた:
Xiaomi's Q2 2026 results are in. Revenue reached RMB108.9 billion, surpassing RMB100 billion once again, while adjusted net profit came in at RMB6.2 billion. Global MAU climbed to a record high of 767 million, and connected devices on our AIoT platform reached 1.16 billion.… pic.twitter.com/VTTPcmtXmq
— Xiaomi (@Xiaomi), August 18, 2026
スマートフォン事業は堅調さを示す
スマートフォン事業は好結果を残した。平均販売価格は今四半期に過去最高水準に達し、メモリ部品コストが歴史的高水準にあったにもかかわらず、部門の売上総利益率8.5%は市場予想を上回った。
世界全体のスマートフォン出荷台数は第2四半期に3,120万台となり、2025年同期比で6%減少した。
過去最高のユーザー基盤とインターネットサービスの好調
世界の月間アクティブユーザー数は過去最高の7億6,650万人に達し、前年同期比4.8%増加した。インターネットサービス部門は76.8%の売上総利益率を達成し、決算公告によれば同社のAIoTプラットフォーム上の接続デバイス数は11.6億台に達した。これらの数字は、端末の出荷量が伸び悩み、ハードウェアカテゴリー間でコスト環境が依然として不均衡となる中、シャオミがより広範なエコシステムを支えにしている状況を示している。
EV事業は好調な勢いを維持
シャオミの電気自動車・スマートカー部門は今四半期に104,199台を納車し、EV事業の開始以来維持してきた上昇基調を引き続き示した。新しく投入されたEV「Pengcheng」の予約需要は同社の社内予測を上回り、同事業の短期的な受け止められ方について投資家にさらなる自信を与えた。
経営陣、メモリコストの緩和を指摘
同社幹部は、メモリコスト上昇のスピードがより緩やかなペースへ移行しつつあると強調した。メモリ価格は投築家心理を押し下げていた主要な懸念材料の一つであったことから、この発言は重要な安心材料となった。
同社はまた、地政学的不確実性、部品コストの上昇、激しい競争環境が今四半期も引き続き課題となっていることを認めた。人工知能(AI)の発展は、競争環境を再形成する重要な要因として挙げられた。
出典:Blockonomi