VARDとSINTEF、より効率的な船舶とシステムの開発に向けた戦略的パートナーシップを締結
重要ポイント
- •VARDとSINTEFは8月26日、より効率的で競争力のある船舶のための技術開発を目的とする戦略的パートナーシップに署名した。
- •協力範囲は、船体設計、海事エネルギーおよび制御システム、造船、甲板機械、船舶データ向け人工知能(AI)に及ぶ。
- •このパートナーシップは両ノルウェー組織の長年の協力関係に基づく。VARDはノルウェー、ルーマニア、ベトナム、ブラジルに造船所を保有し、SINTEFはトロンハイムに本部を置く。
- •本協定は、IMOが掲げる2050年頃までの国際海運の温室効果ガスネットゼロ排出目標を含む規制圧力への対応である。
- •VARDのCEO、Cathrine Kristiseter Marti氏は、本協定をVARDと海運業界の継続的な発展にとって根本的に重要な要素と位置づけた。

造船会社VARDと独立系研究機関SINTEFは、船舶の効率性と競争力を高める新しい技術を開発するための戦略的パートナーシップを締結した。
協定は8月26日に署名されたと、SINTEFが金曜日に発表した。
今回の協力は、船体設計、海事エネルギーおよび制御システム、造船、甲板機械、船舶データ向け人工知能(AI)など、複数の技術分野にまたがる。
このパートナーシップは、両ノルウェー組織による長年の協力関係を基盤としている。VARDはノルウェー、ルーマニア、ベトナム、ブラジルに造船所を保有する造船グループであり、SINTEFはノルウェーのトロンハイムに本部を置く欧州最大級の独立系研究機関である。
本協定は、海運業界が環境負荷の削減を求める規制圧力の高まりに直面するなかで結ばれた。国際海事機関(IMO)は、国際海運からの温室効果ガス排出を2050年頃までにネットゼロとする目標を、2030年および2040年の中間チェックポイントとともに掲げており、船主や造船事業者は効率改善、代替燃料、デジタルツールの追求を迫られている。
SINTEFによると、本協定は、海運業界の低排出化、新たなエネルギーソリューション、さらなるデジタル化への移行を支援することを目的としている。パートナーシップでは、VARDの造船経験とSINTEFの研究力を組み合わせ、業界のニーズに根ざしたソリューションを開発していく。
「SINTEFとの協定は、VARDにとって、また海運業界の継続的な発展にとって、根本的に重要な要素です」とVARDのCEO、Cathrine Kristiseter Marti氏は述べた。