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USDCADは小幅上昇、先週高値を試す展開

著者: Investinglive·

重要ポイント

  • USDCADは100時間移動平均線を一時的に下回った後、200時間移動平均線の1.4064付近で下支えされた。
  • 同通貨ペアは1.4112まで反発し、先週高値の1.41166のすぐ下まで戻した。
  • 1.41166を持続的に上抜ければ、1.4130から1.41488のレジスタンスが意識される。
  • 米国債利回りの小幅な反発が米ドルの安定化を促し、USDCADを支えた。
  • 原油安と米加間の貿易摩擦も、カナダドルへの下押し圧力となっている可能性がある。
USDCADは小幅上昇、先週高値を試す展開

USDCADは、序盤の下落局面で売り手が下値拡大に失敗したことから、日中では小幅高となっている。通貨ペアは上昇基調にある100時間移動平均線(現在1.40874)を下回って始まったが、弱気の勢いは200時間移動平均線の1.4064手前で急速に鈍化した。下落は1.4071まで進んだが、これは重要なサポートのわずか上であり、その後は買い手が戻ってきて通貨ペアを押し上げた。

この反発によりUSDCADは1.4112まで上昇し、先週高値の1.41166まで残り4 pipsとなっている。この水準は、7月10日のスイング安値とも一致するため、以前はサポートとして機能していた領域が現在はレジスタンスに転じていることになる。買い手が強気の見方を強めるには、まず1.41166を明確に上抜けて維持する必要がある。

この水準を上抜けると、次のレジスタンス帯である1.4130から1.41488に焦点が移る。チャートが示すように、このエリアは6月から7月初旬の大半にかけて重要な下支えとなっていたが、7月14日の急落で崩れた。一般に、以前のサポートはレジスタンスに転じやすく、このゾーンが買い手にとって次の重要な関門となる。

日中の反発を支えたのは、北米時間における米国債利回りの小幅な持ち直しだった。日中前半にはより大きく低下していたが、2年債利回りの下げ幅は現在0.8ベーシスポイントに縮小し4.322%となっている。一方、10年債利回りも下げ幅を2.8ベーシスポイントまで縮め、4.6507%で推移している。利回りの安定化は米ドル全体の持ち直しにつながり、USDCADに追加の追い風を与えた。

トレーダーにとっては、単に反発を延ばすだけでなく、先週高値を再び上回って維持できるかが焦点となる。その水準を下回る限り、足元の押し戻しは引き続き7月を通じて意識されてきたサポートとレジスタンスの試し合いとみられ、日中のフローは利回りやドル全体のセンチメントの変化に敏感な状態が続く可能性がある。

原油価格の下落や米国とカナダの間の貿易摩擦も、カナダドルを米ドルに対して弱める要因となり得るため、USDCADの上昇を支える可能性がある。