ニュースマクロ米新規失業保険申請件数は20.3万件、予想20.8万件を下回る

米新規失業保険申請件数は20.3万件、予想20.8万件を下回る

著者: Investinglive·

重要ポイント

  • •新規失業保険申請件数は20.3万件となり、見出しの予想20.8万件を下回った。
  • •前週の新規申請件数は20.6万件から20.7万件へ小幅に上方修正された。
  • •新規申請件数の4週移動平均は20.4万件から20.55万件へ上昇した。
  • •継続受給件数は前週の179.0万件から177.8万件へ減少した。
  • •継続受給件数の4週移動平均は178.8万件から178.9万件へ小幅上昇した。
米新規失業保険申請件数は20.3万件、予想20.8万件を下回る

最新の米週次失業保険統計では、新規失業保険申請件数が20.3万件となり、レポート見出しで示された20.8万件の予想を下回った。前週の新規申請件数は、当初公表の20.6万件から20.7万件へ小幅に上方修正された。予想を下回る数字は、アナリストが見込んでいたより新規の給付申請が少なかったことを意味し、修正幅と移動平均の変化も小さかったため、基調はほとんど変わらなかった。

今週の失業保険申請件数の概況:

  • 前週の新規失業保険申請件数:20.6万件、20.7万件へ上方修正
  • 新規失業保険申請件数:20.3万件、見出し予想20.8万件に対して下回る(レポート本文では比較対象として20.6万件も記載)
  • 新規申請件数の4週移動平均:20.55万件、前週は20.4万件
  • 前週の継続受給件数:179.9万件
  • 今週の継続受給件数:177.8万件、前週の179.0万件を下回る
  • 継続受給件数の4週移動平均:178.9万件、前週は178.8万件

この2つの系列は異なる点を示す。新規申請件数は新たな解雇の動きを追う一方、継続受給件数は、177.8万件へ低下し179.0万件との比較でも減少したことで、失業者がどれくらい長く給付を受け続けているかの目安として見られることが多い。

「採用も解雇もないというのが、申請件数データの合言葉だ。非常に安定している(雇用を測るこの指標でボラティリティという言葉を忘れてしまうほどだ)」と、InvestingLiveのレポートは述べた。

背景: 新規失業保険申請件数は、米州失業保険給付の新規申請を行った人数を示す。数値は米労働省によって通常毎週木曜日の午前8時30分(米東部時間)に公表され、米労働市場の状況を示す最も速報性の高い指標の1つとされる。継続受給件数は、すでに失業給付を受けている人数を追跡するもので、1週間遅れで公表される。週ごとの変動をならす4週移動平均は、基調を読むために広く注目されている。これらの指標は、エコノミスト、連邦準備制度当局者、為替トレーダーから注視されており、レポートは米ドル(USD)に関連付けられている。週次の申請件数は、毎月の雇用統計、とりわけ米労働統計局による非農業部門雇用者数の発表(通常は毎月第1金曜日)との間を埋めるため、より広い指標の合間における解雇と給付受給の動きを確認する高頻度のチェックポイントとして機能する。雇用は物価安定と並ぶ連邦準備制度の2大責務の1つであるため、毎週の実績と予想の差は政策議論の材料として注目される。今週は新規申請件数と2つの4週移動平均が狭いレンジにとどまっており、次回の週次発表と追加修正が、この安定が続くかを示すことになる。

Source: InvestingLive — US initial jobless claims 203K vs 208K estimate