ニュースマクロ米製造業受注、8月は前月比+0.1%で市場予想どおり 資本財コアは堅調を維持

米製造業受注、8月は前月比+0.1%で市場予想どおり 資本財コアは堅調を維持

著者: ForexLive·

重要ポイント

  • •8月の米製造業受注は+0.1%増となり、+0.1%のコンセンサス予想に一致しました。
  • •7月の製造業受注の伸びは、当初発表の+0.9%から+0.8%へ下方修正されました。
  • •耐久財受注は当初の横ばいから−0.1%の減少へ修正され、輸送機器や国防関連を除く数値も引き下げられました。
  • •輸送機器を除く製造業受注は8月に+0.3%増となり、前月の+0.7%増から減速しました。
  • •企業の設備投資計画の重要指標である航空機を除く非国防資本財受注は、+1.6%増で据え置かれました。
米製造業受注、8月は前月比+0.1%で市場予想どおり 資本財コアは堅調を維持

米国勢調査局の製造業受注報告によると、8月の米製造業新規受注は前月比+0.1%増と市場予想に一致したものの、7月のペースからは減速しました。

製造業受注は前月比+0.1%となり、+0.1%のコンセンサスと一致。7月の伸びは当初発表の+0.9%から+0.8%へ下方修正され、これは定期的な見直しであり、直近2カ月の受注伸びのペースが当初の推計よりも緩やかだったことを示しています。

今回の発表の主な数値:

  • 製造業受注:+0.1%(予想+0.1%)、前月分は+0.9%から+0.8%へ修正
  • 輸送機器を除く製造業受注:+0.3%(前月は+0.7%)
  • 耐久財受注:当初の0.0%から−0.1%へ修正
  • 輸送機器を除く耐久財:+0.3%から+0.2%へ修正
  • 国防関連を除く耐久財:+0.1%から0.0%へ修正
  • 航空機を除く非国防資本財受注:+1.6%、速報値から変わらず

耐久財の修正は小幅に軟化した形です。全体受注は−0.1%の減少へ修正され、輸送機器を除く受注は+0.2%増へ引き下げられました。一方、企業の設備投資計画を測る注目指標である航空機を除く非国防資本財受注は+1.6%増を維持しており、全体として沈静的な見出し数字の中で際立つ明るい材料となっています。

クイック分析(ForexLive):見出し数字は予想どおりで、トレーダーにとってサプライズは限られました。全体受注の伸びの鈍化と耐久財修正の軟化は製造業需要の抑制的な姿勢を示唆する一方、本財コアの力強い増加が相殺要素となっています。この報告単体では、FRBへの期待やドル・米国債利回りの見通しを大きく変える材料は限られています。

次の更新は9月の耐久財速報値で、その後に製造業受注の確報が発表されます。低調な見出しペースが続くのか、資本財コアの強さが持ち直すのかが明らかになります。

この報告が測定するもの:米国勢調査局の製造業受注報告は、耐久財と非耐久財(食品、化学製品、石油製品など)を含む製造業新規受注の月次・季節調整済みドル金額を追跡しています。トレーダーは将来の生産の手がかりとして受注を注視し、国防・航空機を除く資本財受注は企業の設備投資計画を測る指標とされています。耐久財の詳細の大部分は先行して発表される耐久財速報値に含まれるため、製造業受注の発表では主に非耐久財の項目と過去データの修正が加わり、各月の追加情報は通常この2点からもたらされます。

出典:ForexLive