ニュース株式ウルトラテック・セメント、2026年12月までに600台超の電気トラックを導入しサプライチェーンを電動化へ

ウルトラテック・セメント、2026年12月までに600台超の電気トラックを導入しサプライチェーンを電動化へ

著者: CNBC-TV18 Markets·

重要ポイント

  • ウルトラテック・セメントは、グリーン物流の取り組みの一環として2026年12月までに600台超の電気トラックを導入する計画。
  • 同社はタタ・モーターズ、アショク・レイランド、IPLTech、Energy in Motion、Sanyなどのメーカーおよび第三者物流事業者とサービス契約を締結。
  • 重貨物道路輸送はセメントのサプライチェーンにおける主要な排出源であり、フリートの電動化は大手メーカーにとって重要な脱炭素の手段。
  • 大型トラックの電動化には充電インフラとサービス体制が必要なことから、メーカーや物流パートナーとのサービス契約方式が採用された。
  • 進捗の指標としては、目標日前の稼働台数、初期導入のルートや工場、拠点の充電インフラが注目される。
ウルトラテック・セメント、2026年12月までに600台超の電気トラックを導入しサプライチェーンを電動化へ

インド最大のセメントメーカーでアディティア・ビルラ・グループ傘下のウルトラテック・セメントは、サプライチェーンの電動化とグリーン物流の取り組み推進の一環として、2026年12月までに600台超の電気トラックを導入する計画です。

この導入を実現するため、ウルトラテックはタタ・モーターズ、アショク・レイランド、IPLTech、Energy in Motion、Sanyといった電気牽引車メーカーと、その子会社およびその他の第三者物流事業者を含むサービス契約を締結しました。これらの提携により、同社の物流業務全体での電気車両フリートの展開が支えられます。

今回の動きは、グリーン物流をより広く推進するウルトラテックの取り組みの一部です。重貨物道路輸送はセメントのサプライチェーンにおける主要な排出源となっています。セメント産業はエネルギー集約型であり、製造と貨物輸送の両方が炭素フットプリントに寄与しているため、大手メーカーは排出削減の手段として物流に注力する傾向が強まっています。トラックフリートの電動化は、インドの大手企業の間で一般的な脱炭素アプローチとして定着しつつあり、タタ・モーターズやアショク・レイランドといった主要商用車メーカーも近年電気トラックの製品ラインナップを拡大しています。大型トラックのフリート電動化には通常、充電インフラとサービス体制の整備が必要となるため、ウルトラテックのような事業者は車両の一括購入だけでなく、メーカーや物流パートナーとのサービス契約を通じて導入を進めています。

ウルトラテックはこれまでに、事業における炭素強度の低減を目指すサステナビリティ目標を公表しており、入庫・出庫物流の電動化はその取り組みの一環です。導入の進捗については、2026年12月の目標前に実際に運用される電気トラックの台数、最初に導入される輸送ルートや工場、そしてウルトラテックの拠点に整備される充電インフラが注目される指標となります。