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Uber株、ロボタクシー拡大コストへの懸念で下落

著者: Blockonomi·

重要ポイント

  • Uber株は四半期の好成長にもかかわらず、ロボタクシー戦略のコストに投資家が注目したことで下落した。
  • 当四半期の粗取扱高は22%増、総配車件数は18%増だった。
  • 営業利益は約20億ドル、希薄化後EPSは1.17ドルだった。
  • 直近12カ月のフリーキャッシュフローは、同社史上初めて100億ドルを超えた。
  • Uberはロボタクシー向けフリートを構築する中で、Lucid GroupとRivianとの車両供給契約を結んでいる。
Uber株、ロボタクシー拡大コストへの懸念で下落

Uber Technologiesの株価は、同社が高コストのロボタクシー拡大計画を示したことを受け、8月5日に5.13%下落して68.30ドルとなった。株価は一時70ドルを下回ったが、その後は67ドル前後で落ち着き、小幅に回復した。強い四半期決算でも、自動運転車の成長に必要な資金調達への懸念を相殺するには至らなかった。

Uber Technologies, Inc., UBER

好調な業績と株価下落の対照

Uberは、粗取扱高が前年比22%増となり、総配車件数は当四半期に18%増加したと発表した。配車サービスと配送プラットフォーム全体で需要が続いたにもかかわらず、Uber株は年初来で20%低い水準にとどまった。投資家は直近の業績改善よりも、将来の支出計画に注目した。

営業利益は約20億ドルに達し、前年から40%増加した。希薄化後利益は1株当たり1.17ドルとなり、最近の黒字基調が続いた。同社は以前の損失から転じ、2年連続で利益を計上している。

直近12カ月のフリーキャッシュフローは、Uberの歴史で初めて100億ドルを超えた。このキャッシュ創出力により、Uberは将来の拡大や自社株買いにより多くの資金を振り向けられる。とはいえ、ロボタクシー開発は、ドライバーが自前の車両を用意する資産軽量型モデルに長く依存してきた従来のプラットフォーム事業よりも高いコストを伴う。

ロボタクシー戦略が資本需要を押し上げる

Uberは、増加するキャッシュフローを自動運転パートナーとフリート拡大の支援に活用する方針だ。経営陣は、選定した主要ロボタクシー供給先への直接的な出資も計画している。目的は、パートナーの財務基盤を強化し、Uberの将来ネットワーク向け車両を確保することにある。

同社はLucid GroupおよびRivianと車両供給契約を結んでいる。これらのパートナーは、Uberが計画するフリート向けに数万台の車両供給を約束している。Uberは車両を製造していないため、外部の自動車メーカーに依存している。

この構造は、ドライバーが自分の車両を購入・維持する既存モデルとは異なる。そのため、現在の事業は車両や設備への支出が限定的で済む。ロボタクシーは、Uberおよびその技術・車両パートナーにより多くの資金負担を移すため、この投資の規模と時期が、移行を見守る投資家にとって中心的な論点となっている。

競争環境がUberの長期戦略を形作る

自動運転車企業が複数の主要市場で商用サービスを拡大する中、Uberは競争激化に直面している。Teslaは車両と自動運転システムを開発している一方、Uberは既存の提携関係に依拠している。両社はロボタクシー市場への参入に異なるビジネスモデルを用いている。

Uberのネットワークは、顧客アクセス、決済システム、運行データ、既存の都市モビリティサービスを提供する。しかし、自動運転フリートには、車両、整備、充電システム、保険、専門的な技術サポートが必要となる。これらの要件は、Uberの資産軽量型構造を超える複雑性を加える。

Uberは当四半期、引き続き高い成長、利益増、過去最高のフリーキャッシュフローを報告した。それでも5.13%の下落は、ロボタクシー関連支出が市場の反応を左右したことを示した。同社は今後、自動運転拡大と事業運営の成果、そして財務規律の両立を迫られる。