ニュースマクロトランプ氏、金正恩氏の「前向きな回答」を明かし 新たな会談の可能性を示唆

トランプ氏、金正恩氏の「前向きな回答」を明かし 新たな会談の可能性を示唆

著者: CryptoBriefing·

重要ポイント

  • トランプ氏は、金正恩氏が対話再開に「非常に前向き」な回答を示したと述べたが、北朝鮮は具体的な約束をしていない。
  • トランプ氏と金正恩氏による4回目の会談に向けて、日程、場所、議題はいずれも発表されていない。
  • トランプ氏は米韓合同軍事演習の大幅な縮小を命じ、演習は不適切な挑発だとした。
  • 合同演習は従来、北朝鮮への抑止のシグナルであると同時に、在韓約2万8500人の米軍の即応体制を維持する仕組みだった。
  • 北朝鮮の核能力が拡大し、ロシアとの関係が深化したことで、金正恩氏は2018年当時より強い立場で今後の会談に臨める。
トランプ氏、金正恩氏の「前向きな回答」を明かし 新たな会談の可能性を示唆

ドナルド・トランプ大統領は8月18日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)指導者が対話再開に向けた働きかけに前向きに応じたと述べ、両首脳による4回目の直接会談が実現する可能性が高まった。日程、場所、議題は明らかにされていない。

トランプ氏は金正恩氏の回答を「非常に前向き」と評価した一方、平壌は具体的な約束を何も提示していないと説明した。また、米韓合同軍事演習の「大幅な縮小」を命じ、演習は北朝鮮に対する不適切な挑発だと述べた。

この決定は、開かれた外交の扉に実質的な側面を加えるものだ。こうした演習は長らく朝鮮半島における米軍の即応態勢を示す最も明確な指標の一つであり、その規模の変化は、会談が象徴的な接触を超えて前進できるかどうかの試金石として、ソウル、平壌、ワシントンで注視される可能性が高い。

善意のジェスチャーとその代償

トランプ氏は、他の軍事活動をめぐる韓国の支援不足が演習縮小の判断要因になったと述べ、この決定を同盟国間の負担分担に対するより広範な不満の中に位置づけた。

米韓合同演習は従来、平壌への抑止のシグナルであると同時に、朝鮮半島に駐留する約2万8500人の米軍の即応体制を維持する仕組みとしての役割も果たしてきた。

見慣れた手法、異なる交渉力

第1期政権時、トランプ氏は金正恩氏と3回会談している。2018年の歴史的なシンガポール首脳会談、2019年のハノイ首脳会談、そして同年後半に非武装地帯(DMZ)で交わされた短い接触である。シンガポール会談では、非核化に向けた曖昧な約束を盛り込んだ共同声明が発表された。ハノイ会談は、制裁解除の範囲をめぐる対立を解消できず、合意なしに終わった。その後の数年間で、北朝鮮は兵器計画を縮小するどころか加速させた。

トランプ氏は2025年の時点で金正恩氏との再会談への関心を示しており、当初は同年中の首脳会談実現を望んでいた。8月18日の発表は、平壌が応じたことを示す初の公的な兆候である。

金正恩氏は、2018年当時よりも強い立場で今後の交渉に臨むことになる。北朝鮮の核戦力はその後大幅に拡大しており、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験が複数回実施され、弾頭小型化の進展も報じられている。金正恩氏はまた、ロシアとの関係を深めてきた。この関係はロシアのウクライナ戦争の中で加速し、制裁が生み出すことを意図していた圧力を弱める経済的・軍事的な支えを北朝鮮に与えている。