2026年選挙を前にトランプ氏がオハイオ州の共和党候補を支持 ― ハステッド氏とラマスワミー氏
重要ポイント
- •ドナルド・トランプ氏が、2026年選挙を前にTruth Socialを通じて、ジョン・ハステッド氏(上院選)とビベック・ラマスワミー氏(オハイオ州知事選)を支持した。
- •最新の世論調査では、両州単位の選挙とも民主党候補が優勢だが、その優位性は誤差の範囲内にとどまっている。
- •2024年の共和党大統領候補指名争いに名を乗せたバイオテクノロジー起業家のラマスワミー氏は、任期満了を迎えるマイク・ダワイン知事の後継を争う選挙で、民主党のエイミー・アクトン氏を追っている。
- •予測市場では現在、民主党の知事選勝利が80.5%、上院選勝利が73.5%で価格設定されている。
- •オハイオ州副知事のハステッド氏は、2024年の選挙で議席を失い返り咲きを狙う元上院議員シャロッド・ブラウン氏に挑んでいる。

ドナルド・トランプ前米国大統領が、2026年選挙を前にオハイオ州の共和党候補を一括して支持し、注目の複数の選挙で党候補への投票を有権者に呼びかけた。トランプ氏のTruth Socialアカウントを通じて発表された支持対象には、上院選の党候補であるジョン・ハステッド氏と、知事選の党候補であるビベック・ラマスワミー氏 ― いずれも州の最高位の選挙職 ― が含まれる。中間選挙の最終盤において、下位選挙の情勢に影響を与える手段としてトランプ氏のソーシャルプラットフォームが使われた最新の事例となる。
この公的な支持は、両選挙とも重要な局面に差し掛かったタイミングで行われた。最新の世論調査では各選挙とも民主党候補が優勢だが、その優位性はいずれも誤差の範囲内 ― つまり調査結果が実際の有権者の支持と異なり得る範囲 ― にあり、接戦の激しさを浮き彫りにしている。
知事選では、2024年の共和党大統領候補指名争いに名を乗せた後にトランプ氏を支持したバイオテクノロジー起業家のラマスワミー氏が、民主党のエイミー・アクトン氏(元オハイオ州保健局長)を追っている。この選挙では任期満了を迎える共和党のマイク・ダワイン知事の後継者が決まり、当選者は州の行政府を率い、4年間の州政の方向性を左右することになる。市場データによれば、知主選での民主党勝利の暗黙の確率はやや上昇しており、YESコントラクトは80.5%で価格設定されている。これは取引者の現時点での評価を反映した数字であり、最終的な結論ではない。トランプ氏の支持は、投開票日が近づく中で共和党支持層の投票意欲を高め、これらの数字を動かす可能性を残している。
上院選も同様に僅差の構図だ。オハイオ州副知事のハステッド氏は、2024年の選挙で議席を失い返り咲きを狙う民主党元上院議員のシャロッド・ブラウン氏に挑んでいる。上院議席の任期は6年であるため、その結果は2020年代後半までオハイオ州のワシントンでの代表に影響を及ぼすことになる。市場参加者は現在、民主党の勝利を73.5% YESで価格設定しており、ブラウン氏の優勢に対する確信を示している。とはいえ、選挙戦の最後の数日間、トランプ氏の支持が投票率や有権者の感情に影響を与える可能性は残されている。
投開票日まであと数日となる中、関心は投票率と、各選挙の動向の変化を示唆しうる世論調査の変化に集まる。重要な指標としては、いずれかの党が大きくリードしていることを示す新たな調査や、未決定有権者を動かすことを狙った大規模な選挙活動や広告展開が挙げられる。トランプ氏の選挙直前の介入が、支持した候補の具体的な支持拡大につながるかどうかが、有権者が投票所に向かう中で注目される。
出典: CryptoBriefing