ニュース暗号資産Strategy、2026年第3四半期決算電話会議でビットコイン専門アナリスト3名によるライブ質疑応答を開催へ

Strategy、2026年第3四半期決算電話会議でビットコイン専門アナリスト3名によるライブ質疑応答を開催へ

著者: CryptoBriefing·

重要ポイント

  • •Strategyの2026年10月29日の決算電話会議は、Citi、Barclays、BTIGのビットコイン専門アナリストによるライブ質疑を中心に構成され、アナリストの参加慣行的な事後補足から配信の中心へと移行する。
  • •アナリストは四半期のソフトウェア収益を約1億2,800万ドルと予想する一方、公正価値会計により報告利益が四半期最終日のビットコイン価格に連動するため、EPS予想は大きく分かれている。
  • •同社の848,517 BTCは1枚あたり平均約75,446ドル、総額約640億2,000万ドルで取得されており、ビットコイン価格が1万ドル動くごとに未実現価値は約85億ドル変動する。
  • •Strategyは2026年10月25日終了週にビットコイン購入を停止し、同週に2億400万ドルをSTRCのDigital Credit優先株の買戻しに支出した。
  • •MicroStrategyからStrategyへのリブランドはDigital Equity普通株式とDigital Credit優先証券の二層構造を導入したものであり、今回の買戻しはビットコイン資産を支えてきた発行主導モデルを逆転させるものだ。
Strategy、2026年第3四半期決算電話会議でビットコイン専門アナリスト3名によるライブ質疑応答を開催へ

旧MicroStrategyであるStrategyは、2026年第3四半期決算電話会議をパネルディスカッション形式に再編し、ビットコインを専門とする株式アナリスト3名をライブ質疑応答セッションに招致する。

電話会議は2026年10月29日午後5時(米東部時間)に予定されており、Zoom、X、YouTubeで配信される。このタイミングは注目に値する。Strategyは最近、資金の使い方を転換しており、この変更がアナリストの質疑で取り上げられる可能性が高い。

電話会議と参加者

参加するアナリストはCiti、Barclays、BTIGの出身で、長年ビットコイン自体の代理指標として扱われてきた同社株にとって、注目すべき顔ぶれだ。通常の決算電話会議ではアナリストの質問は経営陣の説明に対する事後的な補足として扱われるが、この形式では質疑が配信の中心に据えられる。

財務面では、アナリストは四半期のソフトウェア収益を約1億2,800万ドルと予想している。これは、エンタープライズ分析企業であった旧MicroStrategyの姿を今も残す事業セグメントだ。

1株当たり利益の話はより複雑だ。EPS予想が大きく分かれるのは、Strategyがビットコイン保有に公正価値会計を適用しているためだ。この方法では、各報告期間の期末時点でビットコインを市場価格に評価し直す。ビットコイン価格が動けば、1枚も売却していなくても報告利益はそれに応じて変動する。実際には、各予想は四半期最終日のビットコインの取引価格に関する前提に基づいていることになる。

したがって、第3四半期にはビットコイン価格上昇に伴う大きな未実現利益が計上される可能性がある。そのような利益が決算に反映されれば、表面的な最終利益は、その下にあるソフトウェア事業とは大きく異なる様相を呈することになりかねない。

購買ラッシュの一時停止

Strategyは現在848,517 BTCを保有している。同社はこれらのビットコインを1枚あたり平均約75,446ドルで取得しており、総投資額は約640億2,000万ドルに達する。この規模が会計上の感応度を説明している。84万8,000枚超のビットコインが貸借対照表に計上されているため、価格が1万ドル動くごとに、未実現価値は約85億ドル変動する。

より重要な展開は、Strategyがやめたことかもしれない。同社は2026年10月25日終了週の時点でビットコインの購入を停止した。代わりに、ティッカーSTRCで取引されているDigital Credit優先株の買戻しに資金を向けており、わずか1週間で2億400万ドルをSTRCの買戻しに支出した。金額自体は640億2,000万ドルの資産規模に比べれば小さいが、支出の方向性が際立っている。

リブランドと資本構成

MicroStrategyからStrategyへの社名変更は、2種類の証券への新たな重点とともに行われた。同社は現在、その発行体をDigital EquityとDigital Creditとして位置づけている。

Digital Equityは普通株側の事業を指す。Digital CreditはSTRCのような優先証券を対象とし、投資家に普通株式とは異なるリスク・リターンのプロファイルを提供する。

この構造は、Strategyがビットコインのポジションを資金調達してきた中核をなすものだ。異なるクラスの証券による資金調達により、同社はさまざまなリスク許容度を持つ投資家にアクセスしてきた。

STRCの買戻しは、このプロセスを逆転させるものだ。ビットコイン購入のために証券を発行するのではなく、同社は現在、以前に販売した証券の一部を償還するために現金を支出している。経営陣がこの逆転をどう説明するのか、そして購入停止が10月25日終了週を超えて継続するのかどうか——こうした質問を直接投げかけられるのが、このライブパネル形式だ。