株式市場本日:トランプがイラン攻撃を中止、原油価格が下落しダウ・S&P 500・ナスダック先物が上昇
重要ポイント
- •米国株先物は主要3指数すべてで上昇し、ダウ先物が1%上昇した一方、S&P 500先物とナスダック100先物はそれぞれ0.6%、0.3%上昇した。
- •トランプ大統領はホルムズ海峡の再開に向けた交渉を行うためイランへの軍事攻撃計画を中止した。同海峡には世界の1日あたり原油消費量の約5分の1が通過する。
- •米伊関係の外交的転換を受け、原油価格が下落し米国債価格が上昇した。
- •SpaceXは株式が史上最安値付近で推移する中、上場後初の四半期決算発表を予定している。
- •金曜日の7月雇用統計は今週最も注目されるデータであり、投資家は連邦準備制度理事会(FRB)の次回金利動向の手がかりを探っている。

米国株先物は8月の取引開始とともに上昇し、決算発表が密集する週と労働市場の新たな動向を見据えた展開となった。
ナスダック100先物(NQ=F)は約0.3%上昇し、S&P 500先物(ES=F)は0.6%上昇した。ダウ・ジョーンズ工業株価平均先物(YM=F)は1%上昇し、変動の激しかった7月が前週末に堅調に終わった流れを継承した。
米国とイランの戦争が外交的路線へと転換したことを受け、週末を通じて市場センチメントが改善した。トランプ大統領が月曜日にホルムズ海峡の開放に向けた合意を交渉するためイランへの攻撃を中止したと表明した後、原油価格は下落し、米国債は上昇した。同海峡は世界で最も重要なエネルギーの要衝の一つであり、世界の1日あたり原油消費量の約5分の1が通過する。
「みんな働け、そしてやり遂げろ(Get to work, everybody, and get it DONE)」と、トランプは取引の可能性についてTruth Socialに投稿した。
決算カレンダーにも主要な企業業績が並んでいる。Palantir Technologies(PLTR)が月曜日に決算を発表するほか、SpaceX(SPCX)は株式が史上最安値付近で推移する中、上場後初の四半期決算発表に備えている。
月曜日にはS&P Globalの購買担当者景気指数(PMI)とISM製造業景気指数の発表により、製造業セクターの健全性に関する新たな指標も投資家にもたらされる。ただし今週最も注目されるのは金曜日の雇用統計であり、7月の雇用のさらなる増加が示されると予想されている。投資家が連邦準備制度理事会(FRB)の次回金利動向の手がかりを探る中、労働市場データは一層の重要性を帯びている。