スノーフレーク、好調な第2四半期決算と業績見通し引き上げを受け時間外取引で株価22%急騰
重要ポイント
- •スノーフレークの株価は、好調な第2四半期決算と製品売上高ガイダンスの引き上げを受け、時間外取引で22%上昇した。
- •同社は今四半期の業績を、現在9,100アカウントを擁するAIコーディングエージェント「CoCo」の成長に起因すると説明した。
- •CoCoは今四半期に2,000件以上の新規アカウントを追加し、AIコーディング支援ツールへの企業需要の広がりを反映している。
- •スノーフレークは今四半期および通期の製品売上高見通しを引き上げた。
- •同社はDatabricksなどの競合との競争が激化するなか、データウェアハウス事業からの拡張を目指しAIに多大な投資を行っている。

スノーフレークは、好調な第2四半期決算の発表と、第3四半期および通期の製品売上高見通しを含む業績ガイダンスの引き上げを受け、時間外取引で株価が22%急騰した。製品売上高は、プロフェッショナルサービスではなく同社のデータプラットフォームの利用状況を反映する指標として、スノーフレーク自身が中核の最上位売上指標として重視しているものである。
同社は今四半期の業績について、AIコーディングエージェント「CoCo」の成長に起因すると説明した。このAIコーディングエージェントは現在9,100アカウントを有し、今四半期中に2,000件以上の新規アカウントを追加した。この採用状況は、コードの作成やデバッグが可能なエージェント型ツールの提供をソフトウェア業界各社が競って進めるなかで、AIコーディング支援ツールへの企業需要がより広く高まっている状況の中で示されたものである。
クラウド型データプラットフォームを提供し、NYSEにティッカーシンボル「SNOW」で上場するスノーフレークは、中核のデータウェアハウス事業から製品ポートフォリオを広げるため、AI機能に多大な投資を行ってきた。この動きは、クラウドデータプラットフォーム市場で競争が激化するなかで進められている。非上場のDatabricksも最も有力な競合の一つとして、AI機能に大きく注力している。
同社の今四半期および通期の製品売上高見通しの引き上げは、第2四半期決算の発表とともに公表され、時間外取引での株価の急騰につながった。この時間外取引での値動きの大きさは、決算報告におけるAI関連の採用指標に対してソフトウェア株がどれほど敏感になっているかを示してもいる。