Securitize日本でサイバー攻撃、ソニー銀行の617名の顧客名が流出
重要ポイント
- •米国のトークン化企業Securitizeの東京拠点であるSecuritize Japanが、ソニー銀行、NTTデータ、マルイグループが保有する顧客データが流出したサイバー攻撃を受けたことを公表した。
- •公表済みの情報によると、本件ではソニー銀行の顧客617名の氏名が流出したことが確認されている。
- •ソニー銀行、NTTデータ、マルイグループの3社すべてが情報流出を認めており、調査は継続中である。
- •本件は日本の銀行、ITサービス、消費者金融セクター、および米国のトークン化業界にまたがる事案であり、SecuritizeはブラックロックのBUIDLファンドのトークン化パートナーおよび移転代理人を務めている。
- •日本の個人情報保護法の下では、重大な情報漏えいは原則として個人情報保護委員会への報告および本人への通知が求められ、届出の要否は進行中の調査の結果に依存する。

米国のトークン化企業Securitizeの東京拠点であるSecuritize Japanが、ソニー銀行、NTTデータ、マルイグループが保有する顧客データが流出したサイバー攻撃を受けたことを公表した。3社すべてが情報流出を認めており、調査は依然として継続中である。
公表済みの情報によると、本件ではソニー銀行の顧客617名の氏名が流出したことが確認されている。関係企業の状況を踏まえると、本件は日本の銀行、ITサービス、消費者金融セクターに加え、米国のトークン化業界にもまたがる事案である。
背景:関係企業
Securitizeは、実世界資産のトークン化を専門とする米国のフィンテック企業である。同社はトークン化された証券の発行、管理、サービス提供のためのインフラを提供しており、ブラックロックのトークン化ファンドであるBUIDLのトークン化パートナーおよび移転代理人として広く注目を集めた。Securitize Japanは、日本市場で事業を行う同社の東京子会社である。
ソニー銀行はソニーグループ株式会社の銀行部門であり、日本の個人顧客にオンラインバンキングサービスを提供している。NTTデータは日本のNTTグループの情報技術サービス企業であり、国内最大級のITサービスプロバイダーの一つである。マルイグループは、百貨店事業とクレジットカード事業を展開する日本の小売・消費者金融企業である。
規制の背景
日本の個人情報の保護に関する法律(個人情報保護法、APPI)の下では、個人データを取り扱う事業者は、重大な情報漏えいが発生した場合、原則として個人情報保護委員会に報告し、本人に通知することが求められる。これらの義務がSecuritize Japanの事案にどのように適用されるかは、進行中の調査の結果に依存する。したがって、必要に応じた委員会への届出や対象顧客への通知は、プロセスが進む中で今後注目すべき重要な情報となる。
未確認の事項
関係各社は情報流出を認めているものの、攻撃がどのように行われたのか、いつ始まったのか、そして確認されているソニー銀行の顧客617名の氏名を超えてどの範囲のデータが流出したのかについての完全な説明は公表されていない。ソニー銀行、NTTデータ、マルイグループによる調査は依然として継続中である。これらの調査が公表された結果を出すまで、更新された数値や詳細情報は、各企業からの追加公表に委ねられることになる。
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