ロシア、大豆への20%輸出関税を2028年8月まで延長
重要ポイント
- •ロシアは大豆に対する20%の輸出関税を2028年8月末まで延長した。従来の失効予定から約2年間の延長となる。
- •ロシア政府は亜麻仁に対する10%の輸出関税の延長を検討しており、正式な決定は同セクターの次の政策上の節目と位置づけられている。
- •ロシア産大豆の輸出の主要目的地は中国であり、大豆は主にロシアの極東地域と南部地域で生産されている。
- •ロシアは、ブラジルやアメリカなどの世界的な主要供給国と比べると、依然として比較的小規模な大豆輸出国である。
- •ロシアは、食品・飼料・産業用途に利用される亜麻(フラックス)の世界有数の生産国・輸出国の一角を占めている。

インターファクス通信は木曜日、ロシアが大豆に対する20%の輸出関税を2028年8月末まで延長したと報じた。
この大豆関税は本来、今年8月末に失効する予定だったため、今回の延長により、従来の失効日から約2年間にわたって関税が維持されることになる。
インターファクス通信はまた、ロシア政府が亜麻仁(アマニ。フラックスシードとしても知られる作物)に対する10%の輸出関税の延長を検討しているとも報じている。この関税に関する正式な決定は同セクターの次の政策上の節目であり、新たに設定された2028年8月末という失効期限は、大豆関税自体の次回予定されている見直し時点となる。
輸出関税はロシアの農業貿易政策において確立された手段であり、通常は輸出出荷の調整、国内の加工業者や畜産業者の支援、主要商品の国内価格の安定化のために用いられる。ロシアはこれまでにも、穀物輸出への関税や、ヒマワリの種など他の油料種子への課徴金など、農業セクター全体で同様の措置を適用してきた。ロシアは世界有数の農産物供給国であり、穀物・油料種子・豆類に関する輸出措置の変更は、国際商品市場のみならず、海運・貨物輸送セクターにも綿密に注視されている。
ロシアにおける大豆の栽培は主に極東地域と南部地域に集中しており、極東産大豆の多くは隣国の中国、すなわちロシア産大豆輸出の主要目的地へ出荷されている。それでもなお、ロシアはブラジルやアメリカといった世界的な主要供給国と比べると、比較的小規模な大豆輸出国にとどまっている。報道で言及されたもう一つの作物である亜麻(フラックス)は、食品・飼料・産業用途に利用されており、ロシアは同作物の世界有数の生産国・輸出国の一角を占めている。
この報道は、2026年8月21日にHellenic Shipping NewsのFreight News(貨物ニュース)セクションに掲載されたもので、Investing.comを情報源として引用している。元の報道は、ロシアの通信社であるインターファクスによるものとされている。