ニュース商品・FX天然ゴム価格が2013年以来の高値、タイヤメーカーの利益率と株価への影響は

天然ゴム価格が2013年以来の高値、タイヤメーカーの利益率と株価への影響は

著者: CNBC-TV18 Markets·

重要ポイント

  • 天然ゴム価格が2013年以来の高水準に上昇し、インドのタイヤメーカーの原材料コストが増加している。
  • クリシル・レーティングスは、タイヤメーカーの営業利益率がFY26の14.2%からFY27には約11.5~12%へ低下すると予測している。
  • ゴム供給は東南アジアの主要生産国における気象関連の混乱により脅かされている。
  • 値上げは段階的に顧客へ転嫁されるため、利益率への影響はFY27全体に分散する。
  • 影響を受ける企業にはMRF、CEAT、バルクリシュナ・インダストリーズ、アポロ・タイヤズ、JKタイヤが含まれ、業界は生産能力拡張投資を継続している。
天然ゴム価格が2013年以来の高値、タイヤメーカーの利益率と株価への影響は

天然ゴム価格が2013年以来の高水準に上昇し、インドのタイヤメーカーに圧力をかけています。クリシル・レーティングス(Crisil Ratings)によると、原材料インフレが段階的な値上げを上回るため、タイヤメーカーの営業利益率はFY26の14.2%からFY27には11.5~12%程度へ低下する見通しです。

ゴムはタイヤメーカーにとって最大の原材料コストであり、価格の持続的な上昇は直接的に原価に反映されます。ゴムの供給は現在、東南アジアの主要生産国における気象関連の混乱など、複数のリスクに直面しており、業界は上昇した原材料コストを値上げとして顧客に転嫁できるかという課題に取り組む必要があります。転嫁は通常、即時ではなく段階的に行われるため、クリシルは利益率の圧迫が一括ではなくFY27を通じて徐々に顕在化すると予想しています。

利益率が圧迫される中でも、業界の投資サイクルは継続しており、収益性の逆風に直面しながらも生産能力拡張へのコミットメントが続いています。

影響を受ける企業には、MRF、CEAT、バルクリシュナ・インダストリーズ(Balkrishna Industries)、アポロ・タイヤズ(Apollo Tyres)、JKタイヤ(JK Tyre)が含まれます。

出典:CNBC-TV18