ニュース株式Riot Platforms、テキサス州Corsicanaキャンパス全棟をAnthropicに280億ドル規模でAI用途向けにリース

Riot Platforms、テキサス州Corsicanaキャンパス全棟をAnthropicに280億ドル規模でAI用途向けにリース

著者: CryptoBriefing·

重要ポイント

  • •Riot Platformsは、テキサス州Corsicanaの910MW・332エーカーのキャンパス全体を、約280億ドル規模の15年契約でAnthropicにリースしたと報じられています。
  • •Riotの届け出ではAnthropicがテナントであることは確認されておらず、契約の詳細は両社による確認待ちの状況です。
  • •本リースはRiotの戦略転換を延長するものであり、同社はすでに別の場所でAnthropicと20年リース契約を結んでいます。
  • •ビットコインマイニング向けに建設された大規模電力サイトをAIデータセンターキャパシティへ転用する動きは、AI開発において電力と土地が希少になるなか、ますます一般的になっています。
  • •2021年に旧OpenAI幹部のDario AmodeiとDaniela Amodeiが設立し、Claudeモデルで知られるサンフランシスコのAnthropicについては、市場参加者が年末までの重要な企業価値評価の節目達成の可能性を見直す可能性があります。
Riot Platforms、テキサス州Corsicanaキャンパス全棟をAnthropicに280億ドル規模でAI用途向けにリース

Riot Platformsは、テキサス州Corsicanaキャンパス全体を対象とする15年リース契約を締結したと発表しました。SNS上の報道では、大手AI企業Anthropicがテナントとされています。契約額は約280億ドルで、910MW・332エーカーの敷地全体をカバーし、ビットコインマイナーとしてのRiotがAIデータセンターインフラへ大きく方向転換する節目となるものです。契約の規模と期間は、もともとビットコインマイニング向けに確保された大規模電力サイトが、AIデータセンター需要に活用されつつある実態を浮き彫りにしています。

Riotの届け出ではAnthropicがテナントであることは確認されていないものの、報じられた契約は同AI企業にとって大きな成長・投資の可能性を示唆するものです。このリースは、Riotが進めている戦略転換の一環でもあり、同社はすでに別の場所でAnthropicと20年リース契約を結んでいます。

スケールのために構築されたサイト

Riot Platforms(NASDAQ: RIOT)は、米国最大級の上場ビットコインマイニング企業のひとつです。テキサス州ナバロ郡に位置するCorsicana施設は、元祖となるRockdale施設に次ぐ同社2番目の大規模マイニングサイトとして開発され、国内最大級の専用設計マイニングキャンパスのひとつに数えられます。この種のエネルギーインフラをAIや高性能コンピューティング向けに転用する戦略は、大口の電力と土地がAIデータセンター開発における希少な資源となるなか、ビットコインマイナーの間でますます一般的になっています。こうした長期契約は、マイナー企業がこの希少性をAIテナント向けの専用・契約済みキャパシティへと転換していく手段となりつつあります。

拡大を続けるAnthropicのフットプリント

Anthropicは、サンフランシスコを拠点とするAI企業で、2021年に旧OpenAI幹部のDario AmodeiとDaniela Amodeiによって設立され、AIモデル「Claude」ファミリーで知られています。報道によると、Corsicanaリース契約はAnthropicの成長と企業価値評価への信認の高まりと整合的であり、市場の動きからは、参加者が同社の年末までの重要な企業価値評価の節目達成の可能性を見直していることがうかがえます。RiotのAIインフラへの参入も、大規模な電力資源によってAI開発を支えるという、より広範な業界トレンドを反映している可能性があります。

今後は、RiotまたはAnthropicによるCorsicanaリース契約の詳細の確認と、この契約がAnthropicの企業価値評価目標に影響を与えるかどうかが注目されます。Anthropicやその投資家からの資金調達ラウンドや提携などに関する発表が、市場の見方をさらに左右する可能性もあります。また、ビットコインマイニングからAIインフラへのRiotの転換に対する業界の反応も、より広い市場トレンドを知る手がかりとなるでしょう。

出典:CryptoBriefing