リッチモンド連銀製造業総合指数、+5から+4へ低下
重要ポイント
- •リッチモンド連銀の製造業総合指数は、2026年8月25日公表の最新値で+5から+4に低下した。
- •総合指数は2カ月連続でプラス圏を維持し、地域の製造業拡大が続いていることを示した。
- •出荷指数は+8から+11に改善した一方、全体の製造業指数は小幅に低下した。
- •サービス指数は-3から-8に下がり、年初来最低となってサービス部門の悪化を示した。
- •調査対象は第5連邦準備区で、次回の月次公表は9月下旬の予定。

連邦準備銀行リッチモンド支店が公表した最新データによると、同支店の製造業総合指数は2026年8月25日時点で+4となり、前月の+5から低下した。
報告書の主な数値は以下の通り。
- 製造業総合指数: +4、前回は+5
- 出荷: +11、前回は+8
- サービス: -8、前回は-3
サービス指数は年初来で最も低い水準となった一方、総合の製造業指数がわずかに低下したにもかかわらず、出荷指数は前月から改善した。総合指数は2カ月連続でプラス圏を維持し、地域の製造業活動が拡大を示し続ける一方で、サービス部門の状況はさらに悪化した。
この調査は、リッチモンド連銀が毎月公表する地域経済環境の指標であり、同連銀は第5連邦準備区を管轄している。この地域には、バージニア州、メリーランド州、ノースカロライナ州、サウスカロライナ州、ウェストバージニア州の大部分、およびワシントンD.C.が含まれる。総合指数は、出荷、新規受注、雇用の各項目から算出されるディフュージョン指数で、0を上回ると拡大、0を下回ると縮小を示す。製造業調査に加え、リッチモンド連銀は毎月、地域のサービス業企業についても調査している。
ニューヨーク連銀のEmpire State調査、フィラデルフィア連銀の景況感調査、ダラス連銀やカンザスシティ連銀が公表する製造業調査など、他の地区連銀の同種調査と同様に、リッチモンド連銀の報告は米国の景気動向を示す月次指標の中でも早い段階で公表されるものの一つであり、通常はISM製造業PMIなどの全国指標に先行する。これらの数値はUSDに関連する経済データとして示され、主要な全国統計の合間に米国経済を追跡するための地区連銀による月次調査カレンダーの一部を構成している。
次回の月次調査は9月下旬に公表予定で、サービス部門が年初来最低水準まで低下した後に安定するか、また今月の出荷増が継続するかが示される見通しである。
Source: Investinglive