フィリピン、柔術世界王者2人をアジア大会に派遣
重要ポイント
- •アニー・ラミレス選手とキンバリー・カストディオ選手の2人の世界王者が、名古屋大会のフィリピン柔術代表チーム(15名)を牽引する。
- •ラミレス選手は3年前の杭州大会で金メダルを獲得しており、-52kg級でアジア大会2連覇を目指す。
- •カストディオ選手は、東南アジア大会での金メダルとアブダビでの最新の世界タイトル獲得を経て、-48kg級でアジア大会に初出場する。
- •杭州大会の銅メダリストであるカイラ・ナポリス選手が、-52kg級でラミレス選手とともに出場する。
- •フィリピンは前回のアジア大会で金2個・銅1個を獲得しており、名古屋大会ではこの成績を上回ることが期待されている。

フィリピンは、来月に日本の名古屋で開催されるアジア大会に、柔術の世界王者を1人ならず2人送り出す。
今月上旬にアラブ首長国連邦・アブダビでそれぞれ3回目と4回目の世界タイトルを獲得した、百戦錬磨のアニー・ラミレス選手とキンバリー・カストディオ選手が、アジア大会での栄冠のみを目指す15人の代表チームを率いる。
代表チームの層の厚さは、2018年のジャカルタ大会で柔術がアジア大会の正式種目に加えられて以来、この競技が同国にいかに早く成果をもたらしてきたかを示しており、フィリピン勢はこの種目における地域の強豪へと台頭している。
35歳のラミレス選手は、3年前に中国・杭州で優勝しており、4年に1度のこの大会で2連覇を目指す。ただし、本来の-57kg級から-52kg級へ階級を下げての出場となり、同級には杭州大会の銅メダリストである同国人のカイラ・ナポリス選手も出場する。これによりフィリピンは、1つの階級に前回大会のメダリストを2人擁することになる。
39歳のカストディオ選手も同様に階級を変更し、アブダビで他を寄せ付けなかった-45kg級から-48kg級へと上げる。
カストディオ選手にとって名古屋大会はアジア大会初出場となる。金メダルを獲得した昨年のタイ・東南アジア大会での初出場のように、今回も記憶に残る大会にしたい考えだ。同級ではチームメイトのジョリー・ゴンザレス・コ選手と対戦することになる。
4月に中国・三亜で行われたアジアビーチゲームズで金メダルを獲得したアレクサンドリア・ルース・エンリケス選手も、アンドレア・ロイス・ラオ選手とともに女子63kg級に出場する。
このほかフィリピンからは、-62kg級にマイロン・マイルズ・マングバット選手とサンティーノ・ルイス・ルスリアガ選手、-69kg級にマーク・アレクサンダー・リム選手とイマン・ザビエル・バルヨ選手、-77kg級にアントニオ・ルイージ・ダイ選手とマーク・コンスタンス・ベルヘル選手、-85kg級にヴィト・ルイス・ルスリアガ選手とデイビッド・ミランダ選手、そして-94kg級にロメオ・ジョン・アレジャノ選手が出場する。
フィリピンは杭州大会で金2個、銅1個を獲得しており、9月19日から10月4日にかけて第20回大会を開催する名古屋では、この成績を上回ることが期待されている。
(ジョーイ・ビラー)