エンヴィディア、第2四半期の利益と売上高が倍増、第3四半期の売上高見通しは1080億ドルでアナリスト予想を大幅に上回る
重要ポイント
- •エンヴィディアは第3四半期の売上高を1080億ドルと予測し、市場予想を上回った。
- •第2四半期の利益と売上高は、いずれも前年同期比で倍増した。
- •同社は2027年までにAIチップで1兆ドル規模の市場機会を見込んでいる。
- •営業費用と今後の支出計画は増加している。
- •AMD、インテル、主要クラウドプロバイダーが開発するカスタムAIシリコンとの競争が強まっている。

エンヴィディアは水曜日、第3四半期の売上高見通しを1080億ドルと発表した。これはアナリスト予想を大幅に上回るもので、半導体メーカーである同社が報告した第2四半期の利益と売上高は前年同期比で倍増した。
同社は、2027年までにAIチップで1兆ドル規模の市場機会があると述べている。エンヴィディアの営業費用と今後の支出計画も増加している。この見通しを支える需要は、ChatGPTなどの生成AIツールが2022年後半に登場して以降のAIデータセンターへの投資ラッシュに由来する。当時、クラウドプロバイダーや大企業は、AIモデルの学習・運用に必要な計算能力の拡充を競うようになった。
この見通しの発表は、AIチップ市場における競争が強まる中でなされた。アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)やインテルは競合するAIアクセラレータを販売しており、グーグル、アマゾン、マイクロソフトといった主要クラウドプロバイダーもAIワークロード向けに独自のカスタムシリコンを開発している。それでもエンヴィディアは、主要なパートナーシップや顧客との確約を確保しており、多くのAI開発者が構築の基盤とするプログラミング環境であるCUDAソフトウェアプラットフォームは、競合他社による完全な再現には至っていない。
エンヴィディアのチップは、大規模AIモデルの学習・運用に使われるデータセンターの中核を占めているため、同社の四半期決算はテクノロジー業界全体のAIインフラ支出を測る指標として広く注目されている。
カリフォルニア州サンタクララに本社を置くエンヴィディアは1993年に設立され、共同創業者で最高経営責任者(CEO)のジェンスン・フアンが率いている。同社はグラフィックス処理ユニット(GPU)とAIアクセラレータを設計しており、株式はナスダックにティッカーシンボル「NVDA」で上場している。同社のデータセンター向けチップは、クラウドプロバイダーやその他の大手テクノロジー企業によってAIモデルの学習・運用に広く利用されており、データセンター事業が同社の売上高の最大の割合を占めている。
出典:Economic Times Markets、2026年8月26日公開