ニュース株式S&P 500とNasdaqが上昇、Nvidia・Salesforce・CrowdStrikeの決算を受けて

S&P 500とNasdaqが上昇、Nvidia・Salesforce・CrowdStrikeの決算を受けて

著者: Coincentral·

重要ポイント

  • Nvidiaは、予想を上回る決算とAI需要への強気な見通しを受けて7%以上上昇した。
  • 同社の決算は、Marvell、Salesforce、CrowdStrikeの上昇も含め、半導体株とソフトウェア株の上昇を後押しした。
  • Nasdaq Compositeは1.3%上昇し、S&P 500は約0.7%高、Dowは約0.4%上昇した。
  • 新規失業保険申請件数は203,000件に減少し、Jackson Hole Symposiumを前に労働市場の底堅さを示した。
  • NvidiaがHugging Faceを129億ドルで買収することで合意したとの報道があったが、取引は正式確認されていない。
S&P 500とNasdaqが上昇、Nvidia・Salesforce・CrowdStrikeの決算を受けて

Nvidia株は木曜日、同社が市場予想を上回る決算を発表し、人工知能需要について自信を示した見通しを示したことを受けて7%以上急伸した。これにより、同社の成長が鈍化するのではないかという懸念が和らいだ。

NVIDIA Corporation, NVDA

S&P 500とNasdaqの両方で最も比重の大きい銘柄の一つであるNvidiaは、指数に大きな影響を及ぼす。その決算は、テクノロジー業界全体におけるAIインフラ支出の指標として広く受け止められている。

好調な決算はテクノロジーセクター全体に波及した。Marvell Technologyも自社決算を受けて上昇し、iShares Semiconductor ETFは数カ月にわたり横ばいだった後、再び上昇基調に戻った。NvidiaとMarvellはいずれも同ファンドの上位組入銘柄であり、その値動きはファンドに直接反映される。

Salesforce株は決算発表後に21%以上上昇した。これによりソフトウェア株全般が押し上げられ、iShares Expanded Tech-Software Sector ETFは8月中旬の高値に迫った。

CrowdStrikeも好調な決算を発表し、株価は18%以上上昇した。同サイバーセキュリティ企業の上昇は、木曜日のテクノロジー分野全体の前向きな地合いをさらに強めた。

市場全体の反応

Nasdaq Compositeはテクノロジー株の上昇を受けて1.3%上昇した。S&P 500は約0.7%高となり、Dow Jones Industrial Averageは約0.4%上昇したが、テクノロジー比率の高い指数にはやや後れを取った。

テクノロジー以外では、市場の多くは様子見姿勢にあった。トレーダーは、金曜日にJackson Hole Symposiumで講演する予定の連邦準備制度理事会議長Kevin Warshの発言を待っている。ワイオミング州Jackson Holeで毎年開かれるこの会合は、Fedの政策シグナルを発信する場として長い歴史があり、今年の発言への注目を高めている。

国債利回りは先週の急上昇後、落ち着きを取り戻している。投資家は米国債市場の動きを注意深く見守り、Fedが金利を据え置くのかを見極めようとしている。

新規失業保険申請件数は203,000件となり、前週から減少した。これはJackson Holeイベントを前に、労働市場にとって前向きなサインと受け止められた。労働省が毎週木曜日に公表する新規申請件数は、Fed当局者が利用できる労働市場データの中でも特に速報性が高い指標の一つである。

NvidiaのHugging Face取引とAIに関する発言

水曜夜、NvidiaがオープンソースAIモデルプラットフォームのHugging Faceを129億ドルで買収することで合意したと報じられた。この取引は正式には確認されていない。Hugging Faceは、オープンソースモデルとデータセットの公開ライブラリの中でも最大級の一つを運営しており、Nvidiaのチップやソフトウェアの上に構築する開発者に広く利用されている拠点である。

NvidiaのJensen Huang CEOは決算説明会で、同社のAI投資戦略について説明した。彼は、AIラボへの投資をもっと早く、もっと多く行わなかったことだけが唯一の後悔だと述べた。

小売決算が注目される中で

Dollar GeneralとDollar Treeはいずれも予想を上回る決算を発表した。両ディスカウント小売企業は、より高所得層の顧客を引きつけていることが業績を押し上げたと述べた。

両社とも予想を上回ったものの、株価の反応は分かれた。その差は過去の業績ではなく、今後の見通しの違いによるものだった。

テクニカルアナリストのFrank Cappelleri氏は、ソフトウェア株がこの日の大きな値動きの中心だったと指摘した。同氏は、ソフトウェアETFが6月の調整後に支持線を維持し、上方向にブレイクしたと述べた。

半導体ETFも再び上昇局面に入った。もし金曜日のWarsh氏の講演が安定的な金利路線を示唆すれば、市場は来週にかけてさらに追随する可能性がある。