Nebius Groupの株価がQ2収益454%増を受け34%急伸、AIクラウド需要が後押し
重要ポイント
- •Nebiusは第2四半期の収益として5億8,200万ドルを報告し、前年同期比454%増でウォール街予想を上回った。
- •同社の株価は決算発表後に最大34%上昇した。
- •Nebiusは2億3,600万ドルの調整後利益指標を計上し、前年同期の赤字から改善した。
- •同社はAIインフラとデータセンター拡大に引き続き多額の投資を行う中、純損失を記録した。
- •CoreWeaveの株価も同じセッションで約19%~20%上昇し、AIコンピューティング需要への楽観論が広がった。

Nebius Groupの株価がQ2収益454%増を受け34%急伸、AIクラウド需要が後押し
Nebius Groupの株価は、AIクラウドインフラ企業が予想を上回る第2四半期決算を発表した後、最大34%急伸し、AIコンピューティング能力に対する需要の加速を浮き彫りにした。(出典:MarketScreener、Barchart、The Motley Fool)
収益が前年同期比454%増
Nebiusは第2四半期の収益として5億8,200万ドルを報告し、前年同期比454%増を記録した。この数値は約5億7,800万ドルのウォール街予想を上回り、同社のAIクラウドビジネスが成長の大部分を占めた。
NebiusのAIクラウド事業は、顧客がコンピューティング能力の確保に動く中、四半期内に急速に拡大した。決算結果は、企業が人工知能のトレーニングおよび推論ワークロードを拡大する中で、GPUおよびAIインフラに対する堅調な需要を反映している。2024年のYandexの国際ビジネス再編に伴って設立されたNebiusは、企業やAIラボがGPU能力を激しく競い合う時代において、AIインフラに特化したプロバイダーとしての位置づけを確立している。
収益性が大幅に改善
同社は今四半期、2億3,600万ドルの調整後利益指標を計上し、前年同期の赤字から著しい改善を示した。ただし、NebiusはAIインフラの拡大に多額の資本を投入しているため、純損失の計上は続いている。
Michael Burryの空売りポジションが圧力に直面
投資家のMichael Burryは決算発表の直前にNebiusの空売りポジションを公開した。決算後の株価急伸により彼の弱気ポジションは圧力に直面し、GPU展開が拡大する中で収益軌道が急速に変化する可能性がある、急成長するAIインフラ企業に対する空売りのリスクを浮き彫りにした。
CoreWeaveもNebiusとともに急伸
AIインフラブームの恩恵を受けたのはNebiusだけではなかった。CoreWeaveの株価も同じセッションで約19%~20%上昇し、投資家が好調な業績とAIコンピューティング需要に対する楽観的な見通しに前向きに反応した。
NebiusとCoreWeaveの双方における上昇は、評価額の高水準に対する懸念があるにもかかわらず、AIインフラに対する需要が底堅く維持されていることを示唆している。両社とも企業がAIモデルの開発と展開に対する支出を増加させる中、積極的な拡大計画を推進しており、従来のクラウドプラットフォームでは十分に満たすことが困難であった需要に応えるべく競争する、比較的少数の専門GPUクラウドプロバイダー群に位置づけられている。
多額の資本支出が引き続き主要なリスク
この成長機会には多大な資本要件が伴う。Nebiusはデータセンターの拡大とGPU能力の増強に多額の投資を行っており、投資家は収益成長が最終的に持続可能なキャッシュフローと収益性につながるかどうかに注目し続けている。
今後、投資家はNebiusのAIクラウド収益成長、新規顧客契約、能力コミットメント、資本支出を注視する。GPUの利用可能性、価格設定、収益性、フリーキャッシュフローは、同社の急速な拡大を持続可能なものにできるかどうかを示す重要な指標となる。
454%の収益急増と決算後の鋭い上昇は、多額の投資要件や評価懸念が株式に対する継続的な課題として存在する一方で、AIコンピューティングに対する需要が依然として力強いことを示している。