10月限天然ガス先物は前面限月入りも、まちまちなファンダメンタルズの中で軟調に始動
重要ポイント
- •10月の天然ガス限月が新たなprompt monthとして期近に移った。
- •続く夏の高温が市場需要を支えた。
- •LNG向けフィードガス量は週後半に改善した。
- •在庫余剰はなお大きいものの、縮小が続いた。
- •生産は季節的に強く、予報はさらなる高温を示した。

天然ガス先物は金曜早朝に慎重な値動きとなり、10月限がカーブの先頭に移る中、夏の暑さが続き、LNG向け供給量が強まり、在庫余剰は縮小したものの依然として目立ち、季節的に強い生産が続いた。
概況:
- 在庫不足が大幅に縮小
- LNG活動が週後半に回復
- さらなる高温予報
市場はこの日、相反する材料で始まった。続く夏の高温が需要を支え続ける一方、LNG向けフィードガス量は週後半に改善した。同時に、在庫余剰は引き続き縮小したものの、なお大きく、生産は季節要因として堅調だった。
取引が新たな期近受渡し期間に移る中で、10月限がprompt monthとなった。こうしたロールオーバーにより、短期の価格は当面の天候、在庫、供給シグナルに特に左右されやすくなる。金曜早朝の先物取引は引き続き抑えられ、トレーダーは晩夏需要の強さと、さらなる高温を示す予報を比較していた。
天然ガス価格はすでに変動の大きい局面をたどっており、現物市場、在庫データ、天気予報が地域ごとにまちまちなシグナルを発していた。需給バランスを追う市場参加者にとっては、需要の鈍化、LNG活動の回復、堅調な供給の組み合わせが、注入シーズン終了まで在庫の積み上がりがさらに縮小するかどうかに注目を集め続けた。
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Kevin Dobbs
Kevin Dobbs は2020年4月に NGI のスタッフに加わった。それ以前は、S&P Global Market Intelligence で金融報道記者兼編集者として、金融機関と市場を担当していた。キャリア初期には、Des Moines Register で企業報道の記者を務めた。South Dakota State University で英文学の学士号を取得している。