ニュース株式マイクロソフト(MSFT)とアルファベットの決算発表を10月28日に控え:クラウド成長とAI投資が焦点

マイクロソフト(MSFT)とアルファベットの決算発表を10月28日に控え:クラウド成長とAI投資が焦点

著者: Coincentral·

重要ポイント

  • •FRBの10月28日の金利決定は、水曜日のアルファベット(午後4時30分)とマイクロソフト(午後5時30分)の決算説明会の数時間前に発表される。
  • •FactSetコンセンサスは、マイクロソフトの売上高906億ドル、調整後1株当たり利益4.71ドルを予想しており、前年比でそれぞれ17%増、14%増に相当する。
  • •マイクロソフトは以前、為替変動を除いたAzure成長率45%を見込み、需要が保有計算能力を上回るとし、四半期資本支出500億ドル超を予測している。
  • •アルファベットは、6月期四半期にGoogle Cloud収益が82%増の248億ドルに達した後、第3四半期の売上高は約1,279億ドル(約25%増)になると予想されている。
  • •アルファベットの6月期四半期は、営業キャッシュフロー391億ドルに対し資本支出49億ドルで、約59億ドルのフリーキャッシュフロー赤字となり、2026年の資本支出は1,950億〜2,050億ドルを計画している。
マイクロソフト(MSFT)とアルファベットの決算発表を10月28日に控え:クラウド成長とAI投資が焦点

マイクロソフト(MSFT)とアルファベットは、米連邦準備制度理事会(FRB)の10月28日の金利決定に続いて、水曜日に四半期決算を発表する予定だ。クラウド収益、人工知能(AI)投資、キャッシュ創出が両社の決算の中心テーマとなると見られ、クラウド市場の最大手2社による最新の数値が明らかになる。

FRBの金利決定がテック企業の決算に先行

FRBは東部時間午後2時に金利決定を発表し、午後2時30分から記者会見を行う。アルファベットは第3四半期の決算説明会を午後4時30分に、マイクロソフトは会計年度第1四半期の説明会を午後5時30分にそれぞれ開催する予定だ。この相次ぐ発表タイミングにより、企業の借入コストを左右する金利政策の最新見解と、四半期に数百億ドル規模をクラウド・AI能力に投資する2社の決算が同時に提示されることになる。

今回の決算は、テクノロジー株にとって厳しい1週間を経て行われる。メタ株は最新の決算後、AI投資の増加とキャッシュフローの弱さを投資家が評価したことで下落した。水曜日の発表では、クラウドプロバイダー2社の最新数値に加え、AI投資がキャッシュフローに与える影響の詳細も明らかになる。

マイクロソフトはAzureと支出の試練に直面

FactSetのコンセンサスによると、アナリストはマイクロソフトについて売上高906億ドル、調整後1株当たり利益4.71ドルを予想している。これは前年比で売上高17%増、利益14%増に相当する。

マイクロソフトは以前、為替変動の影響を除いたベースでAzure成長率45を見込むと発表していた。同社は需要が保有計算能力を上回り続けていると説明しており、経営陣はデータセンターリースの会計処理の変更を含め、四半期資本支出が500億ドルを超えるとの見通しも示している。

こうした支出は、セクター内の他のAIクラウド事業者が借入コストの上昇に圧迫される中で行われる。マイクロソフトは7月、Microsoft 365 Copilotの有料シート数が3,000万を超えたと発表した。今回の決算で、ソフトウェアの採用とクラウド需要が持続しているかどうかが明らかになる。

アルファベットの決算はクラウドとキャッシュが焦点

ウォール街は、アルファベットの第3四半期売上高が約1,279億ドル、1株当たり利益が約3.03ドルになると予想している。これは前年比でおよそ25%の売上成長に相当する。検索広告、YouTube、Google Cloudが同社の主要な成長分野であり続けている。

6月期四半期にはGoogle Cloudの収益が82%増の248億ドルに達した。検索広告は17%増、YouTube広告は13%増となった。アルファベットは7月に上方修正した後、2026年の資本支出を1,950億〜2,050億ドルと計画している。これは四半期あたり約500億ドルに相当し、そのペースはマイクロソフトが予想する四半期支出と同等の水準となる。

6月期四半期の営業キャッシュフローは391億ドルに達した一方、資本支出は449億ドルに上り、約59億ドルのフリーキャッシュフロー赤字を計上した。この不足により、アルファベットのキャッシュ創出能力が注目されている。

10月29日のアマゾンの決算は、主要プロバイダー間のクラウド成長とAI投資の比較対象としてもう一つの指標となる。アルファベットの前四半期の1株当たり利益9.11ドルには、報告利益を押し上げた大型の未実現投資利益が含まれており、10月の決算では中核事業の最新実績が示される。

FRBの決定が数時間前に予定される中、両社の決算では、クラウド需要が依然として強いことの証左と、各社のAI投資がキャッシュ創出にどの程度の重荷となっているかが注目される。